お待たせしました。
第45回木製帆船模型展2023年7月のアルバムをアップしました。
どうぞご覧下さい。
スイマセン44回、43回と過去の分は表示が乱れています。順次修繕していきます。
Sailing ship Modelers
神戸帆船模型の会の作品展に行ってきました。
場所はいつもの「こうべまちづくり会館」阪急電車の花隈駅から道路を渡ってすぐのところです。
目立つところに看板がありました。
おどろいたことに中に入ってみると大きなディスプレイに展示場の様子が写っていました。
大迫力でビックリです。
会場は1Fではなく地下です。
早速階段をおります。
いつも見る旗は青バックですがこれは赤バックです。
奥には帆船模型の製作の様子を詳細に解説したコーナーもあります。
順を追ってフレーム組、フィラー充填、外板張り、艤装、リギングまでステップバイステップで解説されています。
これ準備が大変だったと思います。10数船を作っているのとおなじですから。
それでは入口から作品をみていきましょう!!
こんな展示もありました。
是非皆さんも足を運びましょう
9月26日(火)16時まで開催しています(^O^)/
2023年9月21日(木)13:00~26日(火)16:00
会場:こうべまちづくり会館 地下1階ギャラリー
お待たせしました。帆船模型展!!本日から開催です。
梅田スカイビル36階で開催しています。
マツダのショールームのあるタワーイーストを入ったところの案内版にもキッチリと紹介されています。
案内に従って、エレベータで36階へ。
とても速いエレベーターであっという間です。
また、窓から見える形式も絶景です。
是非、お越しください。
早速会場に入ってみましょう!!
スタジオMさん、マイクロクラフトさんありがとうございます。
ウッディジョーさんのカタログもあります。
作品は2列のテーブルに展示されています。窓からの形式も絶景です。
74門艦は英国海軍の主力戦列艦です。大変使いやすい船で大活躍したものの、構造模型です。柘植を製材して仕上げています。
次は大槻会員のグレーテルです。18世紀のスウェーデンの遊覧用ボートです。
この作品もキットではなく材から製作したスクラッチです。
船首の独特の形と、金属部品の加工に苦労されたそうです。
これも材からのスクラッチです。
可愛い丸っこい船型が見事に再現されています。
田中さんは今回も数隻出展されています。
こちらはジョティカのキットです。
この船は高速艇ですが、実は漁船です。意外かもしれませんが、冷蔵庫のないこの時代の漁船は高速船を使っていました。
こちらはビリングボード社のキットです。
デンマークの釣り船です。
今回はセールを張った作品が少ないのですが大変綺麗にセールがはってあります。
当時英国の植民地だったアメリカで建造された英国船です。
こちらも材から作成されているスクラッチビルドです。
完成が待ち遠しいです。
今回は構造模型が大変多いのですが、この作品は一番目立つ大型の作品です。
18世紀のフランスのフリゲート艦です。
フランス艦は船型が大変美しいです。
大変有名な17世紀のスウェーデンの大型ガレオン船です。装飾が大変豪華です。
数年かけて作られたスクラッチビルドの大作です。
1列目の一番奥は、金岡会員の1/48のルカンです。ジーベックといわれるフランスの高速船です。ルカンとはフランス語でサメの意味です。今回最大の大きさの作品です。完成が待ち遠しいです。
1列目奥側に回って
太田会員のロイヤルキャロラインです。
大変人気のあるマンチャモデルのキットです。
非常に美しい船です。完成が待ち遠しいです。
中国製のキットです。18世紀のフランスの攻城用の船で大きな臼砲を装備する船です。
臼砲は鉄球ではなく、炸裂弾を発射しました。発射の衝撃もすさまじく船のつくりも非常に堅牢なものになっているのが構造模型でよくわかると思います。
17世紀のフランスのガレオン船です。
1/48の大きさの柘植のスクラッチビルドです。
次は三木会員のオスマンの沿岸交易船です。イスラム圏の船は大変珍しいです。もちろんキットではなくスクラッチビルドです。
船体も艤装も大変ユニークで製作にも大変苦労されたそうです。
バシリスクという18世紀の英国の臼砲艦です。先ほどのサラマンダーの英国版です。
こちらもスクラッチビルドです。
大変有名な17世紀初頭のガレオン船です。
モデルシップウエイ社のキットです。
メインのセールをグーズウイングという中央を締め上げて帆の両翼だけが下がっている状態(ガチョウの羽に似ていることからこう呼ばれる。)を再現されています。
18世紀のスウェーデンのヨットです。快速船です。
マモリ社のキットです。セールが見事です。
20世紀初頭の英国船です。
ヴァンガードモデル社のキットです。
レザーカットのキットで組み易かったそうです。
ユニコーンモデル社のキットです。
造船風景のジオラマに仕上げられています。
次は五十嵐会員の英蘭戦争の英雄:ルイテル提督の80門艦 De7Provincine号(7つの州)です。
こちらもスクラッチビルドの構造模型です。
完成が待ち遠しいです。
次は中島会員のHMSウルフです。
この作品はなんと木製ではくペーパークラフトです。
シップヤード社のキットです。
完成が待ち遠しいです。
マンチャモデル社のキットです。
ビクトリーは迫力があります。
今回は片岡さんもビクトリーの船首カットモデルを出展されています。
大変有名な船です。
ウッディジョーの大型キットです。
今回一番大きな帆を備えた作品でした。
ウッディジョーの1/100の大型キットです。
今回唯一の帆を備えたフルリグドシップの作品となっています。
次も大南会員の作品で菱垣廻船です。
時代劇でお馴染みの千石船です。
ウッディジョーのキットです。
西洋帆船と全く異なる船体構造や艤装が大変よくわかる作品となっています。
17世紀中ごろにハドソン湾を探検した船です。
エアロピコロ社のキットです。完成が待ち遠しいです。
ベンチアポーラッカです。アマティ社のキットです。
ポーラッカは地中海で活躍した船です。
次も片岡会員の作品でHMSスピーディーです。
18世紀の英国のブリッグ艦です。
大活躍しています。
英国の17世紀の4級艦です。
スクラッチビルドで珍しい左右に分けての構造模型です。背景のオランダ船と比較して英国の堅牢な骨格が良く分かります。
左右別に船体を作るタイガーの制作方法を探るために作成されたそうです。
18世紀の英国のスループ艦です。
25隻も作られたスワン級の6番艦です。
ビクトリーモデル社の1/64のキットです。
資料と一緒に展示されています。
コレール者の1/64のキットです。
黒檀やマホガニー材などキットとは材を変更して手を加えられています。
代表的なロープワークが展示されています。
このウッディジョーのキットは初心者用に故白井さんが、模型としての作りやすさ等を考慮し、多くの部分でオリジナルデザインされたものでキットの名前も特定の船ではなく、チャールズ・ヨットという一般的なものにしています。
是非梅田のスカイビル36階に来てください(^O^)/
2022年9月22日(木)~27日(火)10時~17時 22日は13時~17時
こうべまちづくり会館 地下1階ギャラリー
たくさんのご来場ありがとうございました。
3年ぶりの第44回木製帆船模型展を7月16日~18日日まで梅田スカイビルで開催しましたところ沢山の方々にご来場いただきました。
猛暑の中ありがとうございました。
作品展の写真集は、後日掲載しますが、取り急ぎ会場の様子を御紹介します。
JR大阪駅からヨドバシカメラの横を通って、地下道を抜けると梅田スカイビル(ツイン・ビル)です。
会場は、タワーイーストです。マツダのショウルームの隣が入り口です。
とても速いエレベーターです。
受付です。
奥の扉が会場になります。
早速、会場へ入ってみましょう。
3列のテーブルに分け、メインは2列のテープルに展示されています。
今回最も目を引くのは田中会員の1/72のHMSビクトリーのポーツマス・ジオラマです。圧巻です。
それでは入口から順番に作品を見ていきましょう。
隣にビクトリーの断面図の絵本もおかれていて、当時の大砲の装填まわりが大変良くわかる作品です。
ザロープの白井先生とウッディージョーがコラボして製作された入門者用のキットです。
解説本の「チャールズヨットを作る」も置かれていました。当クラブでも帆船模型教室で教材に使ったことがあります。
西川会員のベローナです。
英国の74門艦という大変活躍した戦列艦です。アナトミーシリーズでも紹介されています。今回も本が実際に置かれていました。
このキットは1/100です西川会員の以前の作品のプリンスウィレムも1/100でした。
例会でも紹介された作品で大1/36スケールで精密に作られています。
佐々木会員の八丁櫓です。1/24のウッディージョーのキットです。
江戸~明治時代に活躍した漁船です。
明治39年に作られた漁船です。
スクーナー型の排水量135tの快速小型艇です。
ブランデンブルクのフリーゲート艦です。キットはコーレル社のかなり以前のキットです。
材の修正など大変苦労された話は例会でも紹介されました。
アメリカの鱈漁船です。有名なカナダのブルーノーズとはライバル関係です。
冷蔵庫のない当時、漁船はスピードが命でした。大変美しい快速艇です。
こちらも漁船です。
南北戦争時代に登場したニューヨーク・ベイ・スループと呼ばれる独特の形をした船です。
五十嵐会員の英蘭戦争の英雄、ルイテル提督の旗艦、De7Probincien号です。
船尾の彫刻だけで半年以上かかりました。まだ製作中です。
色が異なるのは、材が、柘植とカステロの違いです。側面板の緑色は着色ではなくパロサントとリグナバイタという木地の色です。
ヒノキ材を着色して仕上げられています。
ウッディージョーの入門者向けのキットです。
先に紹介した黒田会員のアドバイスを受けて製作されたそうです。
POLACCAは16~17世紀地中海で活躍したイタリアの中型帆船です。
中島会員のハンターです。
いつもの大作は既にSOLDーOUTで今回展示がかないませんでした。
この船は中島会員には珍しい帆を付けられています。ポンプ周りや大砲の周り、錨、デッドアイなど小さなところまで緻密な作業が光っています。
有名なクック船長の旗艦です。
製作には5年を要したそうです。総柘植作りの大変美しい作品です。
帆船模型教室で作成された一品です。
キットの豊富な写真の説明書も展示されていました。
オールの彫刻が確認できますでしょうか?見えない方はこちらをクリック
船体の彫刻も精緻そのものです。
金岡会員の浪華丸です。今は閉鎖された「なにわの時空館」に展示されていたレプリカの菱垣廻船です。
名の由来の桧垣も緻密に気持ちのいい仕上がりです。
フィフィ―と呼ばれる種類の船とスカフィーと呼ばれる種類の船の長所を融合させた当時急速に普及した非常に優秀な船です。
これもヴァンガードモデルのキットです。キングストン公爵夫人のために建造されたロイヤルヨットで、ブリストルの造船業者JMヒルハウスによって1770年代後半に建造。
ドイツの漁船です。
太田会員のアラートです。
17世紀のフランスのライト・フリゲート艦です。有名な8ポンドフリゲート艦ルノメの出る前の大変小さなフリゲート艦です。
今回の作品も圧巻の一言です。
中谷会員のローズです。
船首のライオン像や船尾の彫刻は緻密そのものです。
この緻密な作品が実は、次作の実証プラントとしての製作だそうです。
次も中谷会員のメアリーです。
氏が考案された方法による絵画の表現方法は驚きです。また氏はミシンを一切使われませんので、このセールもミシンではなく氏独自の方法によって作られています。
最後のとりは三木会員のHMSバウンティー号です。
叛乱で有名な船で何度も映画化されています。アマティの1/60キットを大幅にアップグレードしながらもわずか11箇月で完成させています。
懇親会も和気あいあいと開催しました。
東京のザ・ロープの栗田会長様のあいさつです。東京から田中幹事様、瓜生幹事様・・・他たくさんの方々が参加下さいました。感謝!感謝!
本当に沢山のご来場ありがとうございました。(^^)/
近々に写真集や作品の特集記事を投稿しますので、今しばらくお待ちください。(^o^)/