17名の参加でした。
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ミニマモリ ラウドのグレードアップについて中谷会員から報告がありました。
ラウドは地中海で活躍した貨物船です。良いホームページがあります。
中谷会員は製作するスケールは1/75と決めておられます。
本キットも正確には1/75だとのことです。
このキットの船体はブナ材のソリッドで塗装仕上げとなっており、外板を張るようにはなっていません。
今回は、手持ちのペアウッド材で外板張りをしていきます。
ハッチもパロサント材を使います。
この材は緑色ですので塗装せずに材の色を活かしています。
滑車もキットはホワイトメタルなどですので、自作しました。
甲板のキャンバーも修正しています。
キットにセールはついていませんが、今回は自作で追加しています。
外板張りは意外にやり難いので、船体を逆さまにしてしっかりと固定します。
滑車の溝をほるのに、スーパーサーキュラーソーを使います。
それぞれの鋸刃をダイヤモンドディスクで切削し、厚さ0.3mm 0.45mm 0.65mmに加工します。
この自作ジグをスーパーサーキュラーソーに装着して幅3.5mmの棒材に0.65mmの幅の溝を1本または2本掘ります。
真鍮線は切り離すときに滑車が飛んでいくのを防ぐと共に、整形時の持ち手になります。
実は、マイクロクラフトさんで、ロシア製の精密滑車が売っています。
自作はちょっと・・・という方はご利用ください。
チャネルの釘は、プラモデルの戦車用のリベットを活用しています。
ミシンを一切使わないセールの作成です。
11mm幅に生地をカットし糊しろ1mmで付けていきます。大変緻密な作業で初心者向きではありません。
ベローナはいわゆる74門艦、3級艦です。大変使いやすくまさに艦隊のワークホースでした。1758年5月10日に着工され比較的早く工事が進み1760年2月19日に進水しています。建造費43391ポンド、現在の価格で8960241ポンド 1億4千万円 模型はレーザーカットではありません。自分で切り出していかねばなりませんが、氏はその方が味があると言っています。リギング中に甲板に穴がないことに気づき苦労して穴をあけたり、ロープを導入する治具を作られたり大変苦労されたようです。
今回はココまでです。11月の例会をお楽しみに(^o^)/