11月の例会の御案内

ザロープオーサカ会員各位

 明日から寒くなりそうです。
米からキャベツまで高くなり、円安で帆船模型も値上がりが続いています。
さて11月24日は今年最後の例会となります例ふるって御参加ください。
テーマ等は下記のとおりです。

 日 時 :令和6年11月24日(日) 13:30~16:30
 場 所 :大阪駅前第2ビル5F 第 5研修室

 テーマ 
・帆船制作と私                   大南会員
  
・ワンポイント  サーキュラーソーによる板材製作   金岡会員

・ロイヤル・キャロラインPOFキットと構造模型キット 太田会員

特集:大砲の3Dデータを作る

10月の例会のご要望を受けての新連載です。
「大砲の3Dデータを作る」
目標は、1カ月でデータ作れるようになるです。
今週は、第1回目ですので、大砲の下絵の読み込みまでです。
第2回目で大砲をモデリングします。
下絵を見ながら、円柱を「面の押出し」と直径を「拡大縮小」して大砲の形にしていきます。
第3回目で砲耳とドルフィン(大砲のフックみたいなやつ)のモデリングを予定しています。


■Blenderについて

今回使用するCGソフトはBlenderというフリーソフトです。
無料とあなどることなかれ、非常に多機能です。
業界ではプロはMaya、アマチュアはBlenderといわれるくらいメジャーな存在です。


最新バージョンは4.2(2024年7月)です。


今回はモデリングだけで、レンダリングしませんのでパソコンのスペックもそれほどいりません。COREi5のメモリー8GBで十分です。


ただしwindouws10の32ビット版では動きませんのでご注意を。

■Blenderのインストール

ソフトのダウンロードは、
ここから選んで
Ver4.2を
ダウンロードてください。


いろいろ聞いてきますが全て「Next」です


ライセンスの確認を聞いてきますので、チェックボックスにチェックをいれます。

それからNEXTを押します。


次にセットアップするフォルダの確認があります。

変更する必要はないでしょう。

Nextボタンを押します。


そうするとインストールの準備が整いましたと

ウィンドウがでてきます。

インストールボタンを押すとダウンロードが始まります。

なぜか最近は、寄付しませんかとウインドラスがでてきます。

困ったことに閉じるボタンがありません。

無視しても問題ありません。

ダウンロードがおわったら普通に起動させます。



ダウンロードが始まる途中、・・・許可をしますか?

とPCが訪ねてくる場合があります。

ら許可のボタンを押してください

ダウンロードには大した時間はかかりません。

すぐに終わります。


インストールが終了したことを知らせるウインドウがでたら
Finishを押します。

するとBlenderが起動します。

インストール直後にだけでる画面がでてきます。

言語が英語になっています。

日本語に変えてください。

他は変更する必要はありません。「続ける」を押します。

この画面になったら新規作成ですので、このウインドウの外側をクリックします。

これでBlenderの初期画面に行けたことになります。

■必要な機器

■機器について注意事項
センターホイール付きのマウスと10キーボードが必ずいります。

numキーでの代用ではだめです。

■初期画面
最初に直方体を削除します。」


マウスの右ボタンをクリックして、メニューを出して一番下の削除を選んで立方体を消します。

立方体を選択してdeleteボタンを押して立方体を削除することもできます。

■大砲の下絵
大砲の下絵として上面図と側面図を使います。
この2枚のファイルと使います。

それぞれダウンロードして保存しておいてください。

最終的には、こんなイメージになります。

上面図と側面図がクロスした状態です。

また下絵は若干透明度を与えています。

します。

最初に上面図の下絵を読み込みます。
まずマウスを中心に移動させます。
テンキーで7を押します。
これで上面図に視野が変わります。
この状態で上面図の下絵を読み込みます

「shift」「A」を押すとメニューが出てきます。
画像>>参照を選びます。

ファイルを選択する画面がでてきます。

先ほど保存したTop.jpgを選択します。


下絵が読み込まれました。


下絵の大きさを調整します。


右欄にアイコンが縦に並んでいます。

下から2つめの「オブジェクト・データ・プロパティ」を選択します

サイズが多分5mになっているので3.5mに変更します。
必ず3.5mにしてください。
もし、40mmなどの小さなサイズにしてしまうと、モデリング時に細かな作業で拡大したい時に、拡大ができなくなります。
ある程度大き目でモデリングが完成したら、3Dプリンターへデータを渡す前に1/72とかサイズを縮小します。
その方が作業が楽です。


これでは見にくいのでマウスのセンターボールを動かして拡大します。
モデルではなく、視界を前後左右に移動させるのは「shift」+{センターボールを押し}てマウス移動させます。

センターボールだけ押してマウスを動かすと回転していまします。

その場合は、テンキーの7を押して上面視野に戻します。

拡大すると下絵が濃すぎるので「不透明度」を調整します。
ここらは好みですが、0.109にしています。


大砲の下絵を中心をX軸(赤色)、砲耳をY軸(緑色)に合わせるため下絵を移動させます。
画像の移動は「G」を押してマウスを動かすと上下左右に移動できます。
マウスの左ボタンを押すと移動を終了できます。


次に側面図の下絵を読み込みます。
テンキーの1を押します
そうすると上面図の下絵が見えなくなります。

上面図の時と同様に側面図の下絵を読み込みます

この状態で、「shift」「A」を押して
画像>>参照を選びます。


先ほど保存したSide.jpgを選択します。
「参照画像を読込」を押します。

下絵が読み込まれました。

下絵の大きさを調整します。

右欄にアイコンが縦に並んでいます。
下から2つめの「オブジェクト・データ・プロパティ」を選択します

サイズを3.5mに変更します。

これでは見にくいのでマウスのセンターボールを動かして拡大します。


視界を前後左右に移動させるのは「shift」+{センターボールを押し}てマウス移動させます。

センターボールだけ押してマウスを動かすと回転していまします。

その場合は、テンキーの1を押して側面視野に戻します。
拡大すると下絵が濃すぎるので「不透明度」を調整します。

ここらは好みですが、0.150にしています。


左右の位置を調整します。
画像の移動は「G」を押してとマウスで上下左右に移動できます。
マウスの左ボタンを押して確定です。
砲身の中心線と赤いX軸を合わせ、砲耳の中心に青いZ軸が来るように移動させます。

ここでテンキーの0を押してください

こうなっているハズです。


データを保存しましょう
「ファイル」「名前を付けて保存」で保存します。

今回はここまでです。

次回からいよいよ大砲のモデリングを実施します。
下絵に合わせて円柱を「面の押出し」砲身から砲尾へ伸ばしていきます。「拡大縮小」で円の直径を変化させ大砲をモデリングします。
単なるCGなら断面図を描いて360度回転させれば簡単にできますが、3DプリンターへのSTLファイルの出力が目的ですので、回転体は使いません。
0度と各点と360度回した点をうまく処理しないと無数のSTLエラーになるためです。
STLファイルを出力する場合は、常にSTLエラーがでないようにモデリングをしていきます。
さぁチャレンジしましょう!

10月の例会の様子

暑さもひと段落した中での開催でした。

今回は、18名の出席です。

最初に臨時総会がありました。

今年は決算が遅れてしまいましたが無事済みました。


三木委員の司会進行です。

今回も盛りだくさんです。

最初に今回新たに会へ入られた西田会員の紹介がありました。

西田会員は大阪大学理学研究科生物化学専攻の教授だった方です。

また岩波科学新書の「すべては卵から始まる
も出版されています。

amazonでも入手できます。

読まれた方もおられると思います。

1世紀前からの謎を解明!動物の左右をつくる新しい原理を発見

世界初!多細胞生物が外来DNAから細胞を守る仕組みを発見!

もニュースになりました。

凄い方が入会されました。

船もブルーノーズに始まり

種の起源のHMSビーグル号、

飛鳥2も作られLEDで電飾される凝りようです。

構造模型のキットも手掛けられ、

現在ビクトリー号の建造中です。


驚いたことに何ら工具をもっておられません。

ベテラン会員からいろいろと質問が飛んでいました。


次は前田会員の帆船模型教室でのチャールズヨットの製作です。


模型教室は①キールとフレームの組立、②外板張り③甲板張り④艤装ばうスプリット⑤装飾⑥チャネル⑦ステイ・シュラウド、⑧セール、⑨仕上げ、⑩船台
と盛りだくさんです。

大変親切に教えてくれたとおっしゃってました。


フレームの間を全てバルサで埋め込むフィラーという作業には少し戸惑ったそうです。

整形が大変で#80のやすりでもなかなか削れなかったとおっしゃってました。

道具も段々と増えてきたそうです。

やはり、最初の一隻というのは完成した時の感動も特別なものがあるようです。
教室にご興味のある方は遠慮なく問い合わせメニューからメールしてください。


次は五十嵐会員の3Dプリンターによる大砲の製作です。


2022年8月にELEGOO MARS3を導入し、苦労の末造形に成功され造形物を皆に披露されていました。
3DCGからデータを起こし、STLを出力して、エラーチェックをかけ、スライサーソフトで読み込み USBメモリーを3Dプリンターにさして造形を始めます。


高さ5cmならだいたい3時間かかります。

造形が終わったら、未反応レジンを取り除くため水洗>超音波洗浄します。

日陰でしっかり乾燥させて、UV照射をして2次硬化します。

ネイル用の廉価なUVでやっていますが、専用機も試したくなっているそうです。

超音波カッターでサポートの切り離し
一連の流れについて説明がありました。
会員から3Dデータの作成について1カ月でデータ作れるだろうか?という質問がありましたので、近々に
特集として「大砲の3Dデータを作る」を連載します(^O^)/


今回はここまでです。次回をお楽しみに(^o^)/

10月の例会の御案内

ザロープオーサカ会員各位

                          令和6年10月20日

                         ザロープオーサカ運営委員会

 やっと秋らしくなりました。

さて10月27日は選挙ですが、例会にもふるって御参加ください。

テーマ等は下記のとおりです。

日 時 :令和6年10月27日(日) 13:30~16:30
場 所 :大阪駅前第2ビル5F 第 5研修室

テーマ 
・新入会員の紹介           西田様
   これまでに作られた船を写真で発表していただきます
・チャールズヨットの製作       前田会員
・3Dプリンターによる大砲製作    五十嵐会員
・ワンポイント 
  サーキュラーソーによる板材製作 金岡会員
・ロイヤル・キャロラインPOFモデル紹介他 太田会員

9月の例会の様子

連休の中での開催でしたが
15名の出席です。


最初に金岡事務局長から会計報告がありました。

三木委員の司会進行です。

今回も盛りだくさんです。

新入会員の紹介
ギミックの凝った作品の紹介
ポーランド製の精密ペーパークラフト作品
などなど・・・

最初に新入会員の紹介です。

佐藤会員の紹介がありました。

佐藤会員は、作品展に作品を出品されています。

今後が大変楽しみです(^o^)/


最初は田中会員のグレーテルです。
この船は田中会員十八番の電装ギミックが満載です。

   

日本橋のシリコンハウス共立で麦球の様な光り方をするLEDを入手されています。

抵抗とセットで購入されたそうです。

   


これをランタンや船内灯にうまく仕込んでおられます。

絶妙なマッチングでゴテゴテしていません。

スッキリと収められています。

船体を作成する際に電池ボックスのスペースをあらかじめ用意されています。


回路図の説明もありました。
+極側(LEDの足の長い方)を間違えないこと。
LEDの順電圧と順電流を確認します。
抵抗に流れる電圧は電池の電圧ー順電圧です。
電池の数でオームの法則で順電流以下になるように抵抗値を決めます。
抵抗値はカラーコードにより確認します。
なお、LEDは電流制限抵抗が必須ですので抵抗なしに電池と直結しても光らないそうです。


次に中島会員からペーパークラフトのHMSビクトリー号の説明がありました。

昨年に続いてのペーパークラフトです。

このキットはVESSEL社のSHIPYARDブランドの 1/96の全長1m超えでのHMSビクトリーになります。


日本円で3万円弱、ポーランドの会社のHPをみると189ポーランド・ズウォティーとありますので7000円程になります。


VESSEL社はポーランドにある1985年創業のCARD BOARD MODELメーカーです。
ブランド名はSHIPYARD
ホームページはこちら https://model-shipyard.com/gb/sailing-ships/33-mk002-hms-victory-no-41.html

超精密ペーパークラフトの本場がポーランドでGPM社など幾つもの会社があり、ジャンルも船だけでなく、飛行機、AFVと幅広です。
精密どもプラモデルを凌駕するといわれています。

写真にある手製の小型ノミや鉋で制作されています。
鉋を自作するときの注意事項の説明がありました。
一般人では鉋は調整だけでも手に負えないのに自作など・・・です。

船尾の格子など全てノミ作業だそうです。
超音波カッターがあるとずいぶん楽ができるところですが、道具でやってしまうところが匠の技です。凄い

この錨もペーパーだそうです。
とても紙には思えないのでさすがです。

アンカー本体もアンカーストックもペーパーだそうです。

重量感がたっぷりあります。

大砲は、紙の大砲と金属が混じっています。


ここに見える旋回砲は紙だそうです。


マストは木だそうです。


こうなるとどれが紙か分かりません。


やはりビクトリーは貫禄があります。

本日はここまでです。

次回をお楽しみに(^o^)/

9月の例会の御案内

ザロープオーサカ会員各位

9月中旬ですがまだまだ暑い日が続いています。
夜は少し涼しくなりましたが、秋の気配は感じられません。
今週末には少し涼しくなるらしく、気持ちの良い秋はもうすぐだと思います。

さて9月の例会ですが、テーマ等は下記のとおりです。
ふるって参加ください。

日 時 :令和6年9月22日(日)13:30~16:30
 場 所 :大阪駅前第2ビル5F 第5研修室

テーマ 
1. グレーテルの製作          田中一馬
2. ビクトリーの製作(ペーパーモデル) 中島寛治
3. チャールズヨットの製作(模型教室) 前田康弘

8月の例会の様子

まだまだ暑い日が続きますが、本日は17名の参加でした。

今回から三木さんが司会進行をされました。
最初に新入会委員の紹介がありました。

次に、金岡事務局長から作品展の結果について報告がありました。
今回、展示会場が変わりましたが、参加者総数やリピータ数、新規参加者には特に変化はありませんでした。
今後さらに多くの方々に見ていただけるよう工夫していきます。

松尾さんから遅れている令和5年度決算について説明がありました。


中谷さんからローズの製作について紹介がありました。
今回は滑車です。
最初にデッドアイ=三目滑車の自作方法について説明がありました。

写真はペアウッドを丸材に加工しているところです。


ペアウッドは板材から角材を切り出しそれを旋盤で丸材にしています。


L字金具に2.5mmの穴をドリルであけて、角材を直径2.5mmの丸棒に加工します。

この丸材をデッドアイの厚さに均等に切り出すための治具です。


これで傷をつけて厚さの目印とします。

綺麗に印をつけるためには、棒材が楕円でなく正確な円になっていることが必須となります。

ルーターで滑車の溝を掘ります。

慎重に作業をします。

旋盤に加えた円柱のブレると作業になりません。

円柱材とチャックを十分に擦り合わせて装着する必要があります。

溝がきれいに掘れるたら
先ほど付けた印にそってのこぎりで切り出します。
簡単に書きましたが、実際にやってみると結構難しいです。
最初の加工で真円度の良い丸棒に加工できないと、うまく溝を掘ったり、厚さの印を全周に刻んだりできません。
結構真円に加工するのは骨です。

デッドアイはシュラウドに使う滑車です。

3つの穴の位置決めが大変です。

デッドアイの名前がこの三つの穴が両目と鼻か口=骸骨に見えることからなずけられたそうです。

この3つの穴がが歪んでしまうと見栄えが悪くなります。
3本のピンを3か所穴をあけた筒に差し込んで、位置決めをします。
3つの穴をあける場所の位置決めができたら、ドリススタンドで穴をあけます。
ルーターで手持ちで穴をあけてはいけません。
綺麗に穴があけれられません。

次に滑車の加工です。
サーキュラーソーを使って効率的に加工します。
シングル滑車もダブル滑車もこの治具を使って溝堀加工が簡単にできます。


溝が掘れたら、滑車の穴をフライス盤であけます。


2か所あけます。必ず面取りして通すロープがきれいに馴染むようにします。
ピンセットや刺抜きで滑車を保持する方法がありますが、穴に銅線を通す方法もあります。
結構しっかり保持できるのと、床に落とした場合も見つけやすくなります。

マウスの加工治具の紹介がありました。

綺麗な仕上がりになりますが、その分手間もかかります。

焦らず急がずじっくり作業をします。

ロープを自分で撚ります。
自分で撚る理由はS撚りが欲しいのと撚り目をクッキリさせるためです。
S撚り、Z撚りの話やマウスの加工治具についても解説がありました。
The Rigging Of Ships RCAndersonP94
シュラウドは右舷、左舷でZ撚りとS撚りを使い分けると記述があります。
S撚りだとデッドアイを右巻きに、Z撚りだと左巻きと記載してありますが、他の文献と逆になっています???
白井先生の帆船模型製作技法P164にはS撚りの場合左巻き、Z撚りの場合右巻きと逆の解説になっています???
洋書で有名なHistpricalShipModelsP283にもS撚りが左巻き、Z撚りが右巻きです。
AncreのModeles Historiquesの写真をみると右舷がZ撚りで右巻き、左舷がS撚り左巻きです
Mast and Rigging English Ships Of WarのP42もS撚りが左巻き、Z撚りが右巻きです。
オランダの海事博物館のPrinsWIllemをみると右舷はZ撚りで右巻き左舷の写真はありません。
ミシン糸はZ撚りですからこれを3本撚りするとS撚りの太い索となりますので、ステイやシュラウドはS撚りの方が都合がいいです。
Z撚りで仕上げるには手縫い糸などのS撚りを3本撚るか、1段階細いZ撚りの糸で初めてS撚りZ撚りに仕上げるしかありませんので結構大変です。
中谷さんは、仕上げは木工ボンドを浸透させるのではなく炎であぶられたそうです。


これは高等技です。筆者は蜜蝋で仕上げています。


次は、金岡さんの1/48ジーベック:ルカンの帆の加工です。
ジーベックxebecというのは16世紀~19世紀主に地中海で交易目的に使用されたラテーンセイル(三角帆)の3本マストのオールも備えた船種で、フランス海軍やフランスやポルトガルの商船としても使われました。20~40門の砲を備え喫水は浅く3m積載量は約300tあったそうです。

ルカンとはLeRequinフランス語でサメのことです。
この模型はフランスのパリのショイヤー宮殿にある海事博物館に所蔵されている模型を参考にしています。Dicjtionary of ship types P230

1/48の大型模型で構造模型のキットでありながらセールが付くという珍しいキットです。
付属のセールは使わずに自作します。

Ancreの本の図面から紙で型を起こします。
細部を修正します。

ミシンは、大阪市生野区のアックスヤマザキの「子育てにちょうどいいミシン」を使います。本箱に入る超コンパクトサイズでお手頃感抜群のミシンです。

90番の細い糸を鉛筆の線にあわせて縫っていきます。

縁の折り返しは、手芸用のテープを活用します。

アイロン接着両面テープという商品名で大変便利です。

セールへのボルトロープの縫い付けは、ボルトロープの撚り目で縫い付けることはせずにセール側に2mm間隔で穴をあけて縫い付けています。

両面テープがあるので、そのままでは針は通りませんのでピンバイスで穴をあけます。

数が数だけに大変だったそうです。

リーフバンドの縫い付けにはちょっとした治具を作られています。

先ほどの両面テープを上手く利用して段差ができないように工夫されています。

リーフバンドの縫い付けにはちょっとした治具を作られています。

リーフポイントの取り付けも工夫がされています。
一般的なやり方では綺麗にできません。

綺麗に出来上がった作品です

まだまだお話が沢山あるのですが、今回はここまでです。

9月の例会をお楽しみに(^o^)/

8月の例会の御案内

猛暑が続いています。また南海トラフ地震の発生に注意を促すよう連日の広報に
余計暑さが増すようです。皆様お元気ですか。
 作品展も無事終え、初めての会場でしたが評価はいかがでしょうか?
地下街を通っての会場は暑さ対策にはよかったものの、初めての方には
地下街特有のアクセスのわかりずらさがあったかもしれません。
 そのあたりは作品展の報告の中でまた聞かせていただけたらと思います。
さて、その例会です。そろそろ秋の気配がとも思いますがまだまだのようです。
運動不足の解消も狙って暑さ対策を十分に、ふるって参加ください。
テーマ等は下記のとおりです。

日 時 :令和6年8月25日(日) 13:30~16:30
 場 所 :大阪駅前第2ビル5F 第6研修室
 テーマ 
1ローズのリギング   中谷会員
2ルカンのセール    金岡事務局長
3作品展について    事務局
423年度収支決算報告  会計係
5その他        事務局