今回はチョット少なく12名の参加でした。
今回はロウソクLEDのランタンギミックがでてきます。
今回は彫刻方法について説明がありました。
準備機材としてメガネ型ルーペと実態顕微鏡の説明があり
皆さんの関心を集めていました。
メガネ型ルーペは焦点距離が非常に短く(実感としては10mm)、
ロープの撚りの確認には使えますが彫刻作業には使えません。
サージカルルーペで✕5で焦点距離30cm以上のものとなると10万超えです。
実態顕微鏡は倍率10倍ですが焦点距離100mm程あるのでルータ作業が可能で十分使えます。
彫刻の参考書の紹介もありました。
スチール・バーもドリルよりはるかに廉価で使いやすいと紹介がありました。busch スチールバー
サービングの説明の際に120番の糸を使っていると言う説明に
どこで手に入るのか?質問がありました。
東京駅の八重洲口24番出口の直上
越前屋にあります。
ボビンレース用 エジプトコットン(エジプシャンコットン)#120
1000m
次はギミックでおなじみの田中会員が、作品展後にろうそくの炎のように揺れるランタンをビクトリーのカットモデルで回路を組み込み完成されました。
当日はビクトリーカットモデルを持参されれ、揺らぐロウソクの実演がありました。
このカットモデルが凄いです。
凝っています。
大砲は木製だそうです。
この精密に再現された艤装。すごい!
壁の彫刻もすごいですね。
床上のランタンもいい雰囲気です。
床のチェックも良く映えています。
いい雰囲気です。
複雑に部品が乗った基盤が2つ見えます。綺麗な半田づけです。
写真にあるとおり、大阪日本橋のシリコンハウス共立のLEDキャンドルキットを使われています。
この回路は左側が1.5Vを5Vにする昇圧回路でDC-DCコンバーターHT7750とインダクタ、ダイオード+コンデンサで構成されています。
秋月電子に使い方がでています。
右側がキャンドルICとも呼ばれるCDT3460で 発振器を備えたLED用のろーそくのシュミレート点滅用ICです
このICは2~5Vで作動するので、昇圧回路で1.5Vを5Vに昇圧しています。秋月電子に使い方が載っています。
動画出ないのが残念ですが、本当に絶妙な揺れ具合で良い雰囲気がでていました。
次は金岡会員の構造模型 フランスのフリゲート艦 オーロラです。
最初にクリートの製作です。
図でみると大きそうですが、非常に小さな部品です。
こちらが、その寸法です
細かいですね。
棒材を加工します。
細かな作業が続きます
スライスしたものです。
これで終わりではありません。
下に見える位置決め治具を使って仕上げていきます。
こちらは、シュラウドにつけるクリートです。
全部形が揃っています。
船体のチャネルの加工です。
この傾きが大切で綺麗に揃っています。
マストトップの部材です。
失わないように部品図に仮止めされています。
ちょっとした工夫ですが大いに参考になります。
微妙に板の組み合わせに隙間があるのですが、分かるでしょうか?
トップは黒染スプレーで塗装されています。
ロープワークでおなじみのオリンパスの撚機ですが、捻じれ防止の治具を自作されています。
撚り回数も正確にカウントされているそうです。
まだまだ続きますが、今日はこのへんで!(^^)!
乞うご期待(^o^)/