遅くなりました。
2月の例会の様子です。
今回は早川会員の作品を振り返っての製作技法の紹介がありました。
早川会員の作品は、第40回作品展記念 早川 昌 個人展に写真が掲載されています。
これは1972年の作品でオランダ船です。
まだ、帆船模型が一般には全く知られていなかった時代です。
参考になる文献もなく、洋書も今と異なり殆ど入手不可の状況で、よくここまで調べてククラッチビルドされてとただただ、驚きです。
早川会員はクリンカービルド(鎧張り)の作品が見事です。
早川会員は独自の治具もいくつも開発されています。
電動工具も自作されますし、刃物関係も自作されます。
これは早川会員の自作のカンナです。
簡単に自作されるのですが、これが実に使い勝手が良いのです
こういった精密な作業は早川会員ならではのもので、中々真似のできるものではありませんが、皆さんもチャレンジしましょう。
こちらは早川会員から紹介され帆船模型を作る人の必須のノコギリです。家具や楽器用の細工ノコです。
大変薄くかつ切れ味が抜群なのこで、大きな材でもサクサク、精密な加工にも大変重宝します。
なんと、ここ10年で価格が倍になりました。
他にも作品について様々な紹介がされましたが、是非この夏の作品展に足をお運びください。
今回はここまでです。
次回をお楽しみに(^O^)/