作品展前の大変暑い中、開催しました。
17名の参加でした。
今回の議題は次のとおりでした。
最初に作品展の段取りについて詳細な打ち合わせがおこなわれました。
当日の受付メンバーの確認も行われました。
次に西川会員から、エスメラルダ (Esmeralda):はチリ海軍の練習船(鉄製4檣:練習帆船:排水量 3673トン 全長 113m

https://www.esmeralda.cl/esmeralda/buque-escuela-esmeralda/el-buque/2014-06-04/110731.html
大阪港に寄港した際に乗船もされたそうです。
エスメラルダの2025年の計画は図のとおりで、しっかりと6月14日大阪と記載されています。

西川会員は、6月17日に大阪港駅から900m歩いて、苦労して船までたどりつかれたそうです。

更に船員と巧みなコミュニュケーションにより乗船され説明を受けたそうです。
遠景で海遊館が確認できます。

しっかりとチリ海軍の船員と情報交換をされています。

次は、金岡事務局長から舵輪の製作方法について、過去の例会の説明も含めて詳しいお話がありました。

舵輪の輪は丸材からの切り出しではなく、10角形の組木細工です。
詳しい加工方法にご興味のある方は、どうぞ例会を見学に来てください。
お待ちしております。(^o^)/

次に大石会長からLeeBoardについて詳しい解説がありました。

LeeBoardは、ファルコナーの海事辞典には、以下の説明がされています。
FALCONER’S DICTIONARY OF THE MARINE 1815edition
strong frames of plank affixed to the sides of flat-bottomed vessels,such sa river barge ,which draw but little water; these,by being let down into the water when the vassel is close-hauld,prevent her from falling to lee-ward
平底船が風上に進むとき、船が風下に流されないように使われたとあります。
今のヨットのダガーボードとおなじです。
講義ではオランダの沿岸船によくみられると説明がありました。

模型の写真も使って詳細に説明がありました。

滅多に目にすることのないリーボードの組木の様子や接合部分の詳細な説明がありました。ご興味のある方は是非、例会を見学に来てください。
本日はここまでです。次回をお楽しみに(^o^)/