投稿者: ropeosakauser
第45回ロープ・オーサカ木製帆船模型展
お待たせしました。帆船模型展!!本日から開催です。
梅田スカイビル36階で開催しています。
マツダのショールームのあるタワーイーストを入ったところの案内版にもキッチリと紹介されています。
案内に従って、エレベータで36階へ。
とても速いエレベーターであっという間です。
また、窓から見える形式も絶景です。
是非、お越しください。
早速会場に入ってみましょう!!
スタジオMさん、マイクロクラフトさんありがとうございます。
ウッディジョーさんのカタログもあります。
作品は2列のテーブルに展示されています。窓からの形式も絶景です。
74門艦は英国海軍の主力戦列艦です。大変使いやすい船で大活躍したものの、構造模型です。柘植を製材して仕上げています。
次は大槻会員のグレーテルです。18世紀のスウェーデンの遊覧用ボートです。
この作品もキットではなく材から製作したスクラッチです。
船首の独特の形と、金属部品の加工に苦労されたそうです。
これも材からのスクラッチです。
可愛い丸っこい船型が見事に再現されています。
田中さんは今回も数隻出展されています。
こちらはジョティカのキットです。
この船は高速艇ですが、実は漁船です。意外かもしれませんが、冷蔵庫のないこの時代の漁船は高速船を使っていました。
こちらはビリングボード社のキットです。
デンマークの釣り船です。
今回はセールを張った作品が少ないのですが大変綺麗にセールがはってあります。
当時英国の植民地だったアメリカで建造された英国船です。
こちらも材から作成されているスクラッチビルドです。
完成が待ち遠しいです。
今回は構造模型が大変多いのですが、この作品は一番目立つ大型の作品です。
18世紀のフランスのフリゲート艦です。
フランス艦は船型が大変美しいです。
大変有名な17世紀のスウェーデンの大型ガレオン船です。装飾が大変豪華です。
数年かけて作られたスクラッチビルドの大作です。
1列目の一番奥は、金岡会員の1/48のルカンです。ジーベックといわれるフランスの高速船です。ルカンとはフランス語でサメの意味です。今回最大の大きさの作品です。完成が待ち遠しいです。
1列目奥側に回って
太田会員のロイヤルキャロラインです。
大変人気のあるマンチャモデルのキットです。
非常に美しい船です。完成が待ち遠しいです。
中国製のキットです。18世紀のフランスの攻城用の船で大きな臼砲を装備する船です。
臼砲は鉄球ではなく、炸裂弾を発射しました。発射の衝撃もすさまじく船のつくりも非常に堅牢なものになっているのが構造模型でよくわかると思います。
17世紀のフランスのガレオン船です。
1/48の大きさの柘植のスクラッチビルドです。
次は三木会員のオスマンの沿岸交易船です。イスラム圏の船は大変珍しいです。もちろんキットではなくスクラッチビルドです。
船体も艤装も大変ユニークで製作にも大変苦労されたそうです。
バシリスクという18世紀の英国の臼砲艦です。先ほどのサラマンダーの英国版です。
こちらもスクラッチビルドです。
大変有名な17世紀初頭のガレオン船です。
モデルシップウエイ社のキットです。
メインのセールをグーズウイングという中央を締め上げて帆の両翼だけが下がっている状態(ガチョウの羽に似ていることからこう呼ばれる。)を再現されています。
18世紀のスウェーデンのヨットです。快速船です。
マモリ社のキットです。セールが見事です。
20世紀初頭の英国船です。
ヴァンガードモデル社のキットです。
レザーカットのキットで組み易かったそうです。
ユニコーンモデル社のキットです。
造船風景のジオラマに仕上げられています。
次は五十嵐会員の英蘭戦争の英雄:ルイテル提督の80門艦 De7Provincine号(7つの州)です。
こちらもスクラッチビルドの構造模型です。
完成が待ち遠しいです。
次は中島会員のHMSウルフです。
この作品はなんと木製ではくペーパークラフトです。
シップヤード社のキットです。
完成が待ち遠しいです。
マンチャモデル社のキットです。
ビクトリーは迫力があります。
今回は片岡さんもビクトリーの船首カットモデルを出展されています。
大変有名な船です。
ウッディジョーの大型キットです。
今回一番大きな帆を備えた作品でした。
ウッディジョーの1/100の大型キットです。
今回唯一の帆を備えたフルリグドシップの作品となっています。
次も大南会員の作品で菱垣廻船です。
時代劇でお馴染みの千石船です。
ウッディジョーのキットです。
西洋帆船と全く異なる船体構造や艤装が大変よくわかる作品となっています。
17世紀中ごろにハドソン湾を探検した船です。
エアロピコロ社のキットです。完成が待ち遠しいです。
ベンチアポーラッカです。アマティ社のキットです。
ポーラッカは地中海で活躍した船です。
次も片岡会員の作品でHMSスピーディーです。
18世紀の英国のブリッグ艦です。
大活躍しています。
英国の17世紀の4級艦です。
スクラッチビルドで珍しい左右に分けての構造模型です。背景のオランダ船と比較して英国の堅牢な骨格が良く分かります。
左右別に船体を作るタイガーの制作方法を探るために作成されたそうです。
18世紀の英国のスループ艦です。
25隻も作られたスワン級の6番艦です。
ビクトリーモデル社の1/64のキットです。
資料と一緒に展示されています。
コレール者の1/64のキットです。
黒檀やマホガニー材などキットとは材を変更して手を加えられています。
代表的なロープワークが展示されています。
このウッディジョーのキットは初心者用に故白井さんが、模型としての作りやすさ等を考慮し、多くの部分でオリジナルデザインされたものでキットの名前も特定の船ではなく、チャールズ・ヨットという一般的なものにしています。
是非梅田のスカイビル36階に来てください(^O^)/
第45回木製帆船模型展の御案内 7月16日10時開催~18日まで
6月の例会の御案内
日 時:6月25日(日)13:30~
場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第5研修室
梅雨入りとなり、日々安定しないお天気ですがいかがお過ごしですか?
はや展示会まで1か月です。作品の仕上がりはいかがでしょうか?
さて今月6月の例会の案内です。展示会の作品搬入出等の詳細説明はもちろんですが
その他、通常のテーマでも発表を予定しています。
製作に没頭する中、いくばくか手を休め例会に出席して息抜きをされてはいかがでしょうか。
ご案内申し上げます。
日 時:6月25日(日)13:30~
場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第5研修室
テーマ:
『 私の工具箱 』 大槻会員
『モデルシップウェイ・キットの厄介な小物製作』 大石会長
『簡単なロウ付け』」 金岡事務局長
展示会について
以上です。ではお会いできるのを楽しみにしています。 “6月の例会の御案内” の続きを読む
第45回木製帆船模型展の御案内
2023年7月16日~18日まで
梅田スカイビル タワー・イースト 36階 スカイルーム2
5月の例会の様子
今回は定時総会が最初に開催されました。
次に会計報告・事業計画、予算について報告がありました。
提出された議案は全て承認され、無事総会を終了しました。
2023年度の第45回模型展作品展について打合せがありました。
梅田スカイビル・タワーイースト36階スカイルーム2
で開催されます。
今回は土曜日からではなく、7月16日(日)~7月18日(火)
最終日は平日ですので、早めに撤収することとなりました。
では、私の工具箱です。
今回は、五十嵐会員と内田会員からの発表です。
最初は、五十嵐会員の発表です。
最初に卓上小型旋盤の紹介がありました。
軸間150mmの非常に小さな卓上旋盤で値段も10万円を切る廉価です。
真鍮棒から大砲を加工するのが大変楽しい作業だそうです。
続いて無料の3D-CADソフトを2種紹介されました。
また3DーCADのモデリングは大変難しいので
無料のCGブレンダーを使った船体のモデリングとデータを
3D-CADにわたし任意の場所・角度で断面図が得られる実演がありました。
無料でここまでのCADやCGが使えるとは良い時代になったものです。
廉価な3Dプリンター Mars3の紹介もありました。
6月の今丁度セールをやっていて298で入手できます。
糸撚マシンについて海外の凄いマシンの紹介から手作りのマシンの紹介がありました。
先端ビットの紹介の後に、エアブラシの紹介がありました。
なつかしのオリンポスのピースコンの話や知る人ぞ知る長野県の北伸精機の紹介がありました。
最後に水性カラーで、スペイン製のファレホ(京都のボークスで入手容易)や廉価で使いやすいVICカラー(ヨドバシカメラで容易に入手できます)
の紹介がありました。
続いて内田会員からスコットランドのキットについて紹介がありました。
キールが曲がっていてどうしても修正できず、木材から削り出された話や、
キャビンについてキットではなく、自作でグレードアップしたり楽しい話が沢山ありました。
時間がなくなりましたので、今回はここまでです。
次回をお楽しみに(^^)/
5月の例会の御案内
日 時:5月28日(日) 13:30~
場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第5研修室
香しい若葉も、はやしっかりとした緑に成長しつつあるも、各地で猛暑日を記録するなど5月にしては異例の気候の便りも届いています。
でも全国的にはさわやかな季節の中、会員の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今月はまず、先月より延期になりました総会を開催し昨年度の総括をしていただき、そののち、作品制作の縁の下の力持ちというべき工具箱シリーズほかに入りたいと思います。
来年は創設45周年の節目の年です。これを機に、備品や記念品の審議もありますので是非多数の参加をお願いします。
日 時:5月28日(日) 13:30~
場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第5研修室
テーマ: 2022年度 総会
『 私の工具箱 』 内田会員
『 私の工具箱 』 五十嵐会員
『 ルカンの製作 』続編 金岡事務局長
その他 神戸、横浜会報誌から
以上です。ではお会いできるのを楽しみにしています。
4月の例会の様子
コロナも終息に向かっています
今回は17名の参加でした。
(^o^)/
事務局からの連絡です。
○総会は5月の例会時に開催されます。
○第45回模型展は、7月16日(日)~7月18日(火)
の3日間 梅田スカイビル・タワーイースト36階スカイルーム2
で開催されます。いつもと日にちがズレていますのでご注意下さい。
では、私の工具箱です。
今回は、大石会長(その2)の電動工具の紹介です。
最初は、滑車の作業機械です。
滑車にロープをかけ細い索で縛るための機械です。
例会では2種類の治具について紹介がありました。
最初の紹介は、ブロクソンのカンナです。
結構便利な道具だったのですが高価なせいか?
2017年に生産終了しています。
これは大変便利な道具です。
必須ともいっていいものなのですが、2015年に生産終了しています。
大型のものは今の入手可能です。
以前からあるブロクソンの中では大型のフライス盤です。
何故か時々安売りをしています。
作りがガッチリしているので、こういった使い方をしても不安がありません。
バンドソーの紹介もあり、メンテナンスの注意点の紹介がありました。
また、アクリル板をカットするための治具の紹介もありました。
ミニタのホビタエースの紹介がありました。
今は新型が出ています。Minimo ONE SERIES Ver.2
歯科技工・金型作成用先端工具メーカーのミニター株式会社が
提供する、ホビー向けの本格電動リューターセットです。
高精度のドリススタンドもあります。
非常に高価です。
ブロクソンより廉価でパワフルです。
がとにかくうるさい。
帆船模型に電動糸鋸は、大変便利で帆船模型作りに必須アイテムですが、嵩張り置き場所に困ります。
今回紹介するドレメルのモトソーは大変コンパクトに収納持ち運びができます。
かつパワフルな電動糸鋸です。
ドレメルのMOTO-SAW(万能糸のこ) (MS20-1/5 (100V))
amazonでも扱っています。
エアブラシ・コンプレッサーの紹介がありました。
かつてはオリンポスのピースコンが代表格でしたが今は、ビックリスルくらい廉価なものが多様多種でています。
数千円でエアブラシ+コンプレッサーが入手可能です。
紹介があったのはロングセラーで人気のあるクレオス L5です。
圧は0.1Mpaそこそこと低いのですが、リニア駆動フリーピストン方式で
静かで、作動時間に制限がありません。通常は15分とか30分ですが
この機種は長時間駆動しても圧が下がりません。
他にも紹介しきれないくらい秘蔵の道具の紹介がありましたが
次へ行きます。
金岡会員の1/48LE REQUIN(仏語で鮫)LE REQUIN – Xebec – 1750の製作です。
最初、ANCREの図面を入手されました。
ANCREはamazonで扱っていないので、直接フランスのANCREに発注する必要があります。
この図面、大変精緻なのですが、実はフリーハンドで描かれたものです。
CADで描かれたものでは、ありません。断面図、平面図、側面図がそれぞれ微妙にズレているそうです。
これは困ったということで、キットを探されました。
海外から直接購入されたそうです。
治具もいろいろついていて、至れり尽くせりです。
レーザーカットとCNCマシンによるカットを上手く使い分けているようです。
ハロルドハンの方式で構造模型を組みますが、その治具が、ついています。
合いも良く大変スムーズに作業が進んでいるそうです。
まだまだ続きますが、今回はここまでです(^^)/
次回をお楽しみに!!
4月の例会の御案内
4月23日(日) 13:30~
大阪駅前第2ビル 6階 第2研修室
先月の案内では桜の花もちらほらと紹介しましたが、もう初夏にかけての装いに街の様子が変化しています。風薫る季節ももうすぐ、会員の皆様も製作の方は芽吹きの時期は過ぎて充実の段階へと差し掛かっているのではないでしょうか?
さて今月4月の例会の案内ですが、今月はまず総会ということで昨年度の総括をしていただき、そののち先月の続きの工具箱シリーズほかに入りたいと思います。
来年45周年の節目を迎えることを踏まえ、備品や記念品の審議もありますので是非、多数の参加をお願いします。
日 時:4月23日(日) 13:30~
場 所:大阪駅前第2ビル 6階 第2研修室
テーマ: 2022年度 総会
『 私の工具箱 その2 電動工具編 』 大石会長
『 ルカンの製作 』 金岡事務局長
その他
以上です。ではお会いできるのを楽しみにしています。
3月の例会の様子
今回は15名の参加でした。
(^o^)/
私の工具箱
ベテランの方の愛用のツールの紹介です。
ブロクソンの旧型のドリススタンドです。
カッター、フェルト、ヤスリ、ダイヤモンド、等いろいろな先端工具が所狭しとならんでいます。
刃の高さと角度が変えられ大変便利です。
直径50mmのチップソー 細目、荒目です。
サンフレックスのドラムサンダーです6mm軸で直径は45mmもあります。
#120です。
デッドアイの3つの穴を綺麗にあけるのは大変です。
この治具を使うと簡単に位置決めができます。
一定の厚さで大量生産できます。
工具の一覧です。
ノコギリ、イタリア製の外板曲げコテ、サンディング、カンナ、ニッパー、糸より機、曲線定規、等々
綺麗な作図です。ここまで精密な図面は中々かけるものではありません。
このCADはフリーCADの
定番のJW-CADです。現在も更新されています。
3D-CADだと登録不要のFreeCADか有名なフュージョン360
が定番です。
部品一つ動かすのも中々意のままになりません。
最初に置いた場所が後々まで影響します。
CGでモデリングしてObj形式ファイルを出力して
フュージョン360で読み込んで、更にメッシュデータをソリッドに変換して
図面を印刷した方が楽だと思います。
CGはBlender一択です。
その位 モノづくりの素人にとって3D-CADは操作が難しいです。
CGとは別物です。
次に大石会長からの紹介です。
精密糸鋸です。鋸の幅は0.16mmです。
非常に折れやすですが、真鍮でも木材でも良く切れます。
特にハープのマイクロ糸鋸は手のひらにのる程小さいですが
非常に便利です。ちょっと高価ですが
ヒシカ工業の細工鋸です。
高級品です。
デザインナイフはオルファが有名ですが、NTが切れ味が長続きするので重宝するそうです。
早速求めましたが確かに良いです。
刃の角度は30度と45度があります。ピンセットの一覧です
大分以前にボークスでゲットされたそうです。
今は無いかもしれません。
プラモデルなどでは、墨入れ、ブラッシング、平筆などいろいろな筆をつかいますが、これだけ揃うと気持ちがいいです。
筆は作業が終わったあとの、手入れが大変重要です。
紹介があったのは、チェコ製でした。
CMK H1006 very smooth saw で海外では検索するとヒットします。
42山もあるそうです。
カミソリノコの名称でネットで売っています。
薄さ0.13mmのカミソリタイプのノコ刃を使用するのこぎりです。
ピンバイスなどにくわえて使用する、小型かつ精密な彫刻刀の平刀です。
片刃で幅が五種1.0mm、1.5mm、2.0mm、2.5mm、3.0mm
軸の太さ:3mmでピンバイスにつかんで使います。
amazonでも売っています。
GodHandでは他にも変わった道具がたくさんあります。是非ホームページをご覧ください。
いろいろなカンナです。
次回をお楽しみに(^o^)/