3月の例会の様子

4年度最後の例会です。

今回は15名の参加でした。

(^o^)/


私の工具箱
ベテランの方の愛用のツールの紹介です。

最初は、中谷会員からの紹介です。

ブロクソンの旧型のドリススタンドです。

 

 

先端工具です。凄いですね

カッター、フェルト、ヤスリ、ダイヤモンド、等いろいろな先端工具が所狭しとならんでいます。

 

おなじみのブロクソンのスーパーサーキュラーソーです。

刃の高さと角度が変えられ大変便利です。

ノコ刃直径85mmの12山 アサリ幅1.6mm

直径50mmのチップソー 細目、荒目です。

 

プロクソンのボール盤に自家製の治具をとりつけています。

 

 

 

サンディングで面取しているところです。

 

 

 

サンフレックスのドラムサンダーです6mm軸で直径は45mmもあります。
#120です。

 

 

 

 


デッドアイの3つの穴の位置決めの為の治具です。

デッドアイの3つの穴を綺麗にあけるのは大変です。

この治具を使うと簡単に位置決めができます。

 

デッドアイの厚さを決める治具です。

一定の厚さで大量生産できます。

 

 


ハズキルーペではありませんが、各種のルーペです。

 

 

 


工具の一覧です。
ノコギリ、イタリア製の外板曲げコテ、サンディング、カンナ、ニッパー、糸より機、曲線定規、等々

 

 

 

 


2D-CADで船体設計をされている様子です。

綺麗な作図です。ここまで精密な図面は中々かけるものではありません。

このCADはフリーCADの
定番のJW-CADです。現在も更新されています。


3D-CADだと登録不要のFreeCAD有名なフュージョン360
が定番です。

ただ、3D-CADでモデリングするのは大変骨がおれるます。

部品一つ動かすのも中々意のままになりません。

最初に置いた場所が後々まで影響します。

CGでモデリングしてObj形式ファイルを出力して
フュージョン360で読み込んで、更にメッシュデータをソリッドに変換して
図面を印刷した方が楽だと思います。
CGはBlender一択です。

その位 モノづくりの素人にとって3D-CADは操作が難しいです。

CGとは別物です。


次に大石会長からの紹介です。
精密糸鋸です。鋸の幅は0.16mmです。
非常に折れやすですが、真鍮でも木材でも良く切れます。
特にハープのマイクロ糸鋸は手のひらにのる程小さいですが
非常に便利です。ちょっと高価ですが

針やすりです。0.5mmはちょっと入手困難です。

 

 

 

ヒシカ工業の細工鋸です。

高級品です。

 

 

 

デザインナイフはオルファが有名ですが、NTが切れ味が長続きするので重宝するそうです。

早速求めましたが確かに良いです。

刃の角度は30度と45度があります。ピンセットの一覧です

めずらしい部品をつかむジグです。

大分以前にボークスでゲットされたそうです。

今は無いかもしれません。

 

 

 

定規ですが、穴があいています。

 

 

 

 

 

 

筆の数々 非常に高価な面相筆もあります。

プラモデルなどでは、墨入れ、ブラッシング、平筆などいろいろな筆をつかいますが、これだけ揃うと気持ちがいいです。

 

筆は作業が終わったあとの、手入れが大変重要です。

 

剃刀のような形のノコギリです。

紹介があったのは、チェコ製でした。

CMK H1006 very smooth saw で海外では検索するとヒットします。

42山もあるそうです。

カミソリノコの名称でネットで売っています。

薄さ0.13mmのカミソリタイプのノコ刃を使用するのこぎりです。

 

柄を付けて使います。

 

 

 

 

 

ドリルのようですが、ドリルではありません。

GodHandのビットブレード 平刀 5本セット です。

ピンバイスなどにくわえて使用する、小型かつ精密な彫刻刀の平刀です。

片刃で幅が五種1.0mm、1.5mm、2.0mm、2.5mm、3.0mm
軸の太さ:3mmでピンバイスにつかんで使います。

amazonでも売っています。

GodHandでは他にも変わった道具がたくさんあります。是非ホームページをご覧ください。

 

いろいろなカンナです。

 

 

 

 

まだまだ、いろいろな道具がますが、今回はここまでです。

 

 

 

 

 

次回をお楽しみに(^o^)/

 

3月の例会の御案内

日 時:3月26日(日)13:30~
場 所:大阪駅前第2ビル 6階 第2研修室

啓蟄も過ぎ、春の陽気に誘われて桜もちらほら、あらゆるものが活動を
本格化し始めています。会員の皆様も製作の方はウォームアップ十分でしょうか?
さて3月の例会の案内ですが、今月のテーマはちょっと嗜好を変えて、作品作りの
脇役?ともいうべき工具類に着目し、『私の工具箱』と題して、自慢の工具、ちょっと便利な工具等、に薀蓄を語っていただこうと思います。
日頃会員の皆様が、どんな道具を使って見事な作品にしあげているのか、垣間見るのも一興と思います。
ぜひ多数の参加をお待ちしております

日 時:3月26日(日)13:30~
場 所:大阪駅前第2ビル 6階 第2研修室
テーマ:
『 私の工具箱 』         中谷会員
『私の工具箱 その2 』      大石会長
『 ルカンの製作 』       金岡事務局長
その他
以上です。ではお会いできるのを楽しみにしています。

6階フロアー図

2月の例会の様子

今年最初の例会です。
18名の参加でした。
今回は、特殊な船体塗装技法と撮影テクニックです。

(中島会員と三木会員のディスカッション風景)

 


最初は、三木会員のオスマンの沿岸交易船です。

書籍の図面からのスクラッチ部ルドです。

中東の船は、珍しいです。

 

 

 

この書籍の77ページにある図面からのスクラッチビルドです。

この本について、The Model Shipwrightのホームページでも紹介されています。

ヨーロッパとアジアに重点を置いて、世界中からの軍艦、商船、漁船、小型船の130以上の船舶設計図が掲載されています。
米国アマゾンで入手できます。

日本のアマゾンからも買えますがちょっと高いです。


製作工程はボートと同じで最初に型を正確に作っていきます。

ゲージを使って正確に整形します。

 

 

その型に沿って、キール、ステム、外板を張り付けていきます。

材はヒノキ材です。大阪では珍しいです。

 


自作でレーザーの十文字の墨出も活用して正確に製作されています。

 

 

ウエルもこのとおり、精密そのものです。

 

 

型から取り出したところ

 

 

 

船首、船尾を整えて、いよいよ塗装です。

 

 

大阪ではワトコオイル仕上げが多く、ボアステインなどを使ったりプライマーを使う方は少ないのですが、今回は鉄媒染です。

 

簡単に言うと鉄と酢で木材を着色するものです。

 

また軽くプライマーを吹いて、チッピングされています。

 

 

船首船尾の装飾も塗装技術を駆使されています。

塗装をすると材がヒノキでよいので、良いですね。

 

 

リギングで、非常に珍しい取り回しをしていることの紹介がありました。結構盛り上がりました。
Eighteenth-century Rigs&RiggingのP158にTurkish coaster from Constantinopleという項で記述があります。似たようなリギングが示されています。Levantine customと表現されていましたが、リギングの意味に言及がありませんでした。謎は深まるばかりです。

 

甲板のチークの経年劣化が上手く表現されています。

帆船模型でウェザリング技法を見るのは珍しいと思います。そういえば、ファレホやAK、AMMOを使った金属塗装やウェザリングの話は余り聞きません。レジンを使った3Dプリンタもそうですが、これらの新しい技法をどう帆船模型に取り入れていくのか?
楽しみです。


次は中島会員の帆船写真の撮り方です。
大変詳しい説明がありました。筆者は良いカメラを持っていませんので、CGで先生のお話を視覚化します。ただ帆船のCGの手持ちがないので、手元にあるBF109G6をモデルに使います。ご容赦のほど・・・


■絞りについて
8できれば11まで絞ると良いそうです。

絞りによるピントのイメージは右図のとおりです。

上のは、絞りが甘く、機首のエンブレムは鮮明ですが、尾翼の鉤十字はピンボケです
F11まで絞った下の写真は機首から尾翼まで鮮明です。

絞るとシャッタースピードが遅くなります
1/125より遅くなるとブレるので、タイマーなどを使います。


■レンズについて
広角レンズか望遠レンズかで像が変わります。

広角レンズの場合は手前が大きくなります。またバックスクリーンも広地ものがいります。

 

 

望遠の場合は、前後が圧縮されコンパクトになります。バックスクリーンも小さくて済みます。
右図でイメージしていただけるかと思います。


■バックスクリーンの色
写真のようりバックの色でかなりイメージが変わります。
黒色をにすると個性的になります。
青や白も使われますが、帆船の場合、索の色と被るのと、カメラのホワイトバランス調整の関係で船が暗くなりがちなので、白は避けて明るいグレーが良いとのことでした。
なお、船はバックスクリーンから離します。影が映りますから。


■照明
室内撮影では、照明がいります。

船は真横では見栄えがしないので、斜めにします。

メインの照明は高さに注意しながら決めて、影を作らないようにサイドにに補助の照明か反射板を置きます。

結果、照明は3つ以上必要となります。あえて逆光の照明:バックライトを置いて、輪郭を際立たせます。

下の画像をみると影が無いのが分かると思いますが、今一つ輪郭が浮き上がっていません。筆者の稚拙なレンダリング技術のなせるわざです・・・・

 

 


■アングル
目の高さが基本ですが、デッキの上が見えなくなるので、適宜工夫します。

ピント合わせは船の船首から1/3のところにします。

右図で明らかなように後ろにピントをあわせるより綺麗に撮れます。

まだまだ、面白い話が続きましたが、今回はココまでです。

次回をお楽しみ(^o^)/

 

 

 

2月の例会の御案内

新しい年が明け早くも2月の声を聴く時期となりました。
せっかくの新年会も結局流れてしまい、皆様とも会えない日が続いております。
コロナの第8以降今後もウィズコロナの気構えで日々の生活を取り戻していくことになるかと思います。
そんな中、ようやく例会の案内を出せることになりました。
皆様のエネルギをもとに今後の作品制作に取り組んでいただきたいと思います。
今月2月の例会の日程とテーマは下記の通りです。
多数の参加をお待ちしています。

日 時 : 2月26日(日) 13:30~
場 所 : 大阪駅前第2ビル 6階 第2研修室
テーマ :
1 【帆船模型写真の撮り方】      中島 会員
2 【オスマンの沿岸交易船】      三木 会員
以上です。ではお会いできるのを楽しみにしています。

6階フロアー図

新年会は急遽中止となりました。

新年会を予定していたのですが、急遽中止となりました。
2月の例会は、2月26日(日) 第二研修室を予定しています。 

今回急遽、新年会を中止せざるを得ないとの結論に至りました。
早々に参加の意思をいただきました会員の方々には誠に申し訳ございませんが
これらの状況をご理解いただければ幸いです。
なお、2月の例会は改めて案内を差し上げますが
2月26日(日) 第二研修室 を予定しています。

その折にお目にかかれることを楽しみにしております。

11月の例会の様子

今年最後の例会です。

今回はチョット少なく12名の参加でした。

今回はロウソクLEDのランタンギミックがでてきます。

 


最初は、五十嵐会員のオランダの80門艦の製作の発表です。

今回は彫刻方法について説明がありました。

 

準備機材としてメガネ型ルーペと実態顕微鏡の説明があり
皆さんの関心を集めていました。

 

メガネ型ルーペは焦点距離が非常に短く(実感としては10mm)、
ロープの撚りの確認には使えますが彫刻作業には使えません。

サージカルルーペで✕5で焦点距離30cm以上のものとなると10万超えです。


実態顕微鏡は倍率10倍ですが焦点距離100mm程あるのでルータ作業が可能で十分使えます。


彫刻の参考書の紹介もありました。

スチール・バーもドリルよりはるかに廉価で使いやすいと紹介がありました。busch スチールバー

 

 


サービングの説明の際に120番の糸を使っていると言う説明に
どこで手に入るのか?質問がありました。

東京駅の八重洲口24番出口の直上
越前屋にあります。

ボビンレース用 エジプトコットン(エジプシャンコットン)#120
1000m


次はギミックでおなじみの田中会員が、作品展後にろうそくの炎のように揺れるランタンをビクトリーのカットモデルで回路を組み込み完成されました。

当日はビクトリーカットモデルを持参されれ、揺らぐロウソクの実演がありました。

 

 

 

このカットモデルが凄いです。

凝っています。

大砲は木製だそうです。

 

ランタンが、本当に雰囲気よく揺らいでいます。

この精密に再現された艤装。すごい!

 

 

ネルソン像まで作っておられます。

壁の彫刻もすごいですね。

床上のランタンもいい雰囲気です。

 

 

絵画も綺麗に再現されたています。

床のチェックも良く映えています。

いい雰囲気です。

 

 

この揺らぎを実現するために、裏に回路が付けられています。

複雑に部品が乗った基盤が2つ見えます。綺麗な半田づけです。

 

写真にあるとおり、大阪日本橋のシリコンハウス共立のLEDキャンドルキットを使われています。

この回路は左側が1.5Vを5Vにする昇圧回路でDC-DCコンバーターHT7750とインダクタ、ダイオード+コンデンサで構成されています。
秋月電子に使い方がでています。
右側がキャンドルICとも呼ばれるCDT3460で 発振器を備えたLED用のろーそくのシュミレート点滅用ICです
このICは2~5Vで作動するので、昇圧回路で1.5Vを5Vに昇圧しています。秋月電子に使い方が載っています。

動画出ないのが残念ですが、本当に絶妙な揺れ具合で良い雰囲気がでていました。

 

 


次は金岡会員の構造模型 フランスのフリゲート艦 オーロラです。

最初にクリートの製作です。

 

 

棒材を加工し、最後にスライスされます。

図でみると大きそうですが、非常に小さな部品です。

 

 

こちらが、その寸法です
細かいですね。

 

 

 

 

 

次はケベルの加工です。

棒材を加工します。

 

 

 

この防災をスライスしていきます。

細かな作業が続きます

 

 

 

スライスしたものです。

これで終わりではありません。

下に見える位置決め治具を使って仕上げていきます。

 

 


 ケベルひとつでこれだけ手間暇をかけます。

 

 

 

 


 

こちらは、シュラウドにつけるクリートです。

全部形が揃っています。

船体のチャネルの加工です。

ピッタリあって気持ちがいいですね

 

 

 

 

チャネルのチェーンは先に位置決めして取り付けられています。

この傾きが大切で綺麗に揃っています。

 

 

 

マストトップの部材です。

失わないように部品図に仮止めされています。

ちょっとした工夫ですが大いに参考になります。

 

トップの加工です。

微妙に板の組み合わせに隙間があるのですが、分かるでしょうか?

 

 

 

トレッスリツリーとクロスツリーです

こちらも部品図に仮付けしたおられます。

 

 

 

トップは黒染スプレーで塗装されています。

 

 

 

ロープワークでおなじみのオリンパスの撚機ですが、捻じれ防止の治具を自作されています。

撚り回数も正確にカウントされているそうです。

まだまだ続きますが、今日はこのへんで!(^^)!

そうでした事務局から新年会の案内がありました。

乞うご期待(^o^)/

 

 

11月の例会のご案内

日 時:11月20日(日)13:30~
場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第1研修室

10月の例会からさほど日も立ちませんが、今月11月の例会のお知らせです。
観光客も徐々に増えている中、コロナの第8波がとかく噂になってきつつありますが
何とか例会も今のうちなら開催できると判断しました。
例会自体はこの11月で今年最後となります。次回は2月です。
今回の 例会での講演を参考に、今後の作品制作に意欲を燃やして取り組んでいただきたいと思います。
今月11月の例会の日程とテーマは下記の通りです。
多数の参加をお待ちしています。
日 時:11月20日(日)13:30~

場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第1研修室
テーマ:
『帆船模型写真の撮り方』            中島会員
『英蘭戦争のレイテル提督の80門艦 その3』  五十嵐会員
『ビクトリーの製作 ポーツマスの灯』       田中(一)会員

5階フロアー図

      

10月の例会の様子

 

今回は16名の参加でした。
事務局からの連絡で次回11月は20日の開催です。
お間違えのないように!

 


中島会員の出展作品1/72マモリ社の武装カッターのハンターです。

1797年の沿岸警備で活躍した武装カッターです。
武装カッターといえばアラート1777年が有名ですが、こちらは1797年です。
文献を調べると、HMS HUNTERは3隻あります。
1755の2本マストのスループ。
1763~1771に活躍した72t艇長15m28人乗りのカッター。武装は3ポンド砲4門
1796~1797に活躍した336t船長30mのスループ。武装は24ポンドカロネード砲が16門です。

ということで、実在の船ではなさそうです。
船体はChapmanの図面を参考にしていると説明がありました。

この本は、18世紀のフルート船、フリゲートなど多種多様の船体図面集です。

意外にリーズナブルな価格です。
この本の後半、LX 6にEnglish Cutterがあります。

その図を示してキットとの類似点を説明されました。

図面では全長54フィート(16m)3ポンド砲12門スイベル14門、オール5組となっており砲の種類以外はキットとぴったりです。

このキットの砲はカロネ-ド12門です。

砲耳が付いていますので、お馴染みのものよりかなり初期のものです。

おそらく12ポンドでしょう。
同時代の武装カッターのドルフィン(93t艇長18m36名)が12ポンドカロネード砲4門を備えているので
この時代でもカロネード砲を備えた武装カッターはあったようです
武装カッターにカロネード砲というのは理屈からいいうと不合理です。
沿岸警護が目的で艦隊戦をするわけではないので、射程の短さは不利です。
1778年ころに英国で発明されたカロネード砲は榴弾砲ではなくはありません。
軽量砲で上甲板に備えられ、少人数で扱え大きな砲弾が撃てる砲で英国、フランスで積極的に使われました。
ナポレオン戦争時(1799~1815)には小型艦艇にカロネード砲の装備が進められたようです。
ただ、オンタリオ湖の戦いでアウトレンジ戦法をとられカロネード砲を一発も撃てないということが発生し
失敗だったと文献には記載されています。
British artillery on Land and Sea1790-1820 P17


中島会員は、カロネ-ド砲はそのまま組み立てられています。

スイベルは3本のみたてておられます。

 

 

ポンプは通常のエルムツリーポンプに修正されています。

帆船時代の船は漏水が凄まじいためビルジを汲み上げるポンプがないと確実に沈没しました。

そのため、必ず複数装備されます。

Ships Bilge Pumps
Thomas J Oertling

キットのラダーも作り直されています。

ここで他の会員からクルミ材にしては木目というか 気孔 が目立つという話がでていました。

 


 

 

 

 

 

ガンポートのヒンジは大きくなりがちなので正確な寸法を意識されています。

 

 

 

 

 

こちらのウインドラスは100円ライターの部品を流用されているそうです。

 

 

 


中島会員の作品には珍しくセールが付いています。

カッターの特徴としてバウスプリットが非常に長いです。

中島会員からは次回は写真の撮影ノウハウについて講演いただけるようです。

今から楽しみですね。(^o^)/

 


次は西川会員からクリンカービルドの模型加工での手法の説明です。

バイキング船やコグ船、オランダ船などではクリンカー張り(鎧張り)が必要となってきます。

ただ、実物どおり、下から上へ重ね合わせると意外に大変な作業となります。

西川会員は、外板を三角形に加工して見た目クリンカー張りに見えるようにされたそうです。

発想の転換ですね(^o^)/

三角形の加工にも大槻マシーンを活用し、きれいに加工されています。

次にB曲げの治具の紹介もありました。
木は圧縮に耐えますが引き伸ばしに脆弱なので、決して外側を伸ばしてはいけません。家具工房では銅板を沿わせて外側が伸びないようにします。とにかく内側を圧縮するイメージでB曲げしてましょう(^o^)/

また治具として半田コテの先に付け替えるミニアイロンの紹介がありました。

これは外板張りなどで大変便利です。

是非ひとつ揃えましょう!!

また、温度調節器の紹介がありました。

これも非常に便利です。上手に温度設定すると木を焦がすこともありません。お勧めです。

今回はここまでです。次回は11月20日です。ご興味のあるかたは是非、見学に来てください。

10月の例会の御案内

日 時:10月23日(日) 13:30~
場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第1研修室

あれほど猛威を振るったコロナもようやく落ち着きを見せ、旅行客も戻りつつあるようです。
おかげ様で例会も本来の活動をできるようになりました。皆様お変わりありませんか?
さて、涼しくもなりましたし、じっくりと制作に取り掛かるのにいい季節です。
例会での講義を参考に新たなる挑戦に取り組んでいただきたいと思います。
今月10月の例会の日程とテーマは下記の通りです。
多数の参加をお待ちしています。
日 時:10月23日(日) 13:30~
場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第1研修室
テーマ:『ハンター』            中島会員
    『クリンカー張り』         西川会員
    『オーロラ』最終回         金岡事務局長

5階フロアー図