8月の例会の様子 その1

30名弱の会員の参加を得ました。

今回のテーマは、
1作品展の結果報告
2大石会長からの新しいロシアのキットの紹介
3中谷会員のタトゥーシール(転写シール)の応用
4五十嵐会員のDe7Provincienの製作紹介

今回は、1と2の紹介です。(^.^)/~~~

1作品展の結果報告が金岡事務局長からありました。

 

 

 

沢山の新しい方の参加がみられ、昨年よりさらに成果のあるものとなったようです。

 

 

 

続いて新入会員の紹介がありました。

 

 

 

 

 


2新しいロシアのキットの紹介
大石会長からキットの紹介がありました。

Master-Korabel社という初めて聞く会社のキットです。
2万チットの価格になるようです。
ちなみに、アマゾンでは送料別で、150ドルですから2万で勝った方が安そうです。
参考までに、この船の由来を紹介します。
 デンマーク生まれのロシア帝国の探検家 ヴィトゥス・ベーリングがカムチャッカ探検をしてアラスカに到達し、1728年にカムチャッカ半島でこの船(セント ガブリエル号)を建造したといわれています。
 この探検で、カムチャッカ半島からベーリング海峡に達し、ユーラシア大陸とアメリカ大陸が陸続きでないことを発見しました。(^^)/

部品について、説明がありました。大変質の高いペアウッドの滑車が入っています。本物と滑車製造装置を小さくした専用マシンで作ったそうです。本当にクオリティの高い木製滑車です。
エッチングパーツも大変きれいなものが入っています。
上段右端は銘板でこれもレザーカットされ、英語とロシア語の二種類入っていますが、サンディングしないと文字が見えません。
このキットに限らず、キットの真鍮線は巻いてありますので、真っすぐな真鍮線を別に用意したほうが良いです。

 


反対に糸は0.2mmから数種類のものがありますが、ナイロン糸です(伸びる、切れる)糸は別に用意した方がよさそうです。

 

 

 


船体は、非常にきれいなレザーカットされています。

大変細いレーザーでのカットのようです。

 

 

ただ、キットのレザーカットは線の真上から照射していますから、寸法的には足りないことになります。線を残して外側をカットしてくれているとたすかりますが、そうはなっていません。

また、焦げた部分をサンディングすると寸法が狂います。

外板もすべてカットされています。

凄く精密なイメージです。切り離す前に必ず部品番号を記入しておきます。

 

板厚は0.6mmと大変うすいです。

黒い部材はもうちょっと真っ黒だとよかったのですが、・・・・

 

 

キットのマニュアルは英語とロシア語です。

図面も両方載っています。

 

 

 

YOUTUBEにも製品の紹介ビデオがでています。

 

余談ですが、作っている様子のブログがあります。

 

話が尽きませんが、今回はここまで、

次号は、中谷会員のタツゥーシールの応用です。

是非お楽しみに(^^)/