第44回 ロープ・オーサカ木製帆船模型展 

たくさんのご来場ありがとうございました。

3年ぶりの第44回木製帆船模型展を7月16日~18日日まで梅田スカイビルで開催しましたところ沢山の方々にご来場いただきました。

猛暑の中ありがとうございました。

作品展の写真集は、後日掲載しますが、取り急ぎ会場の様子を御紹介します。


JR大阪駅からヨドバシカメラの横を通って、地下道を抜けると梅田スカイビル(ツイン・ビル)です。

会場は、タワーイーストです。マツダのショウルームの隣が入り口です。

 

 


エレベーターで36階まで上がります。

とても速いエレベーターです。

受付です。

奥の扉が会場になります。

早速、会場へ入ってみましょう。


今回は34隻の出展です。

3列のテーブルに分け、メインは2列のテープルに展示されています。

 

 

 

今回最も目を引くのは田中会員の1/72のHMSビクトリーのポーツマス・ジオラマです。圧巻です。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは入口から順番に作品を見ていきましょう。

最初は、松尾会員のHMSビクトリーの断面モデルです。

隣にビクトリーの断面図の絵本もおかれていて、当時の大砲の装填まわりが大変良くわかる作品です。

 

 

黒田会員のチャールズヨットです。

ザロープの白井先生とウッディージョーがコラボして製作された入門者用のキットです。
解説本の「チャールズヨットを作る」も置かれていました。当クラブでも帆船模型教室で教材に使ったことがあります。

 

西川会員のベローナです。
英国の74門艦という大変活躍した戦列艦です。アナトミーシリーズでも紹介されています。今回も本が実際に置かれていました。
このキットは1/100です西川会員の以前の作品のプリンスウィレムも1/100でした。

 

大石会長の42フィートロングボートです。

例会でも紹介された作品で大1/36スケールで精密に作られています。

 

 

佐々木会員の八丁櫓です。1/24のウッディージョーのキットです。

江戸~明治時代に活躍した漁船です。

 

 

 

大森会員の大鵬丸です。

明治39年に作られた漁船です。

スクーナー型の排水量135tの快速小型艇です。

 

 

有安会員のベルリンです。

ブランデンブルクのフリーゲート艦です。キットはコーレル社のかなり以前のキットです。

材の修正など大変苦労された話は例会でも紹介されました。

 

早川会員のエルシーです。

アメリカの鱈漁船です。有名なカナダのブルーノーズとはライバル関係です。

冷蔵庫のない当時、漁船はスピードが命でした。大変美しい快速艇です。

 

次も早川会員のローラです。

こちらも漁船です。

南北戦争時代に登場したニューヨーク・ベイ・スループと呼ばれる独特の形をした船です。

 

五十嵐会員の英蘭戦争の英雄、ルイテル提督の旗艦、De7Probincien号です。
船尾の彫刻だけで半年以上かかりました。まだ製作中です。
色が異なるのは、材が、柘植とカステロの違いです。側面板の緑色は着色ではなくパロサントとリグナバイタという木地の色です。

大石会長のハンザコグです。

ヒノキ材を着色して仕上げられています。

 

 

 

大南会員のチャールズヨットです。

ウッディージョーの入門者向けのキットです。

先に紹介した黒田会員のアドバイスを受けて製作されたそうです。

 

 

同じく大南会員のベネチアのポーラッカです。

POLACCAは16~17世紀地中海で活躍したイタリアの中型帆船です。

 

 

中島会員のハンターです。
いつもの大作は既にSOLDーOUTで今回展示がかないませんでした。

この船は中島会員には珍しい帆を付けられています。ポンプ周りや大砲の周り、錨、デッドアイなど小さなところまで緻密な作業が光っています。

赤坂会員のエンデバー号です。

有名なクック船長の旗艦です。

製作には5年を要したそうです。総柘植作りの大変美しい作品です。

 

 

内田会員のチャールズヨットです。

帆船模型教室で作成された一品です。

 

 

 

内田会員のアラートです。

キットの豊富な写真の説明書も展示されていました。

 

 

 

中谷会員のマルタ騎士団のガレー船です。

オールの彫刻が確認できますでしょうか?見えない方はこちらをクリック

船体の彫刻も精緻そのものです。

 

金岡会員の浪華丸です。今は閉鎖された「なにわの時空館」に展示されていたレプリカの菱垣廻船です。

名の由来の桧垣も緻密に気持ちのいい仕上がりです。

 

 

片岡会員のレディ・イザベラです。

フィフィ―と呼ばれる種類の船とスカフィーと呼ばれる種類の船の長所を融合させた当時急速に普及した非常に優秀な船です。

 

 

同じく片岡会員のキングストン公爵夫人です。

これもヴァンガードモデルのキットです。キングストン公爵夫人のために建造されたロイヤルヨットで、ブリストルの造船業者JMヒルハウスによって1770年代後半に建造。

 

太田会員のマリアHF31です。

ドイツの漁船です。

 

 

 

太田会員のブルーノーズです。製作中の作品です。

 

 

 

 

太田会員のル・クーレアです。製作中のの作品です。

 

 

 

 

太田会員のHMSフライです。

 

 

 

 

太田会員のアラートです。

 

 

 

 

田中会員のチャールズヨットです。

 

 

 

 

金岡会員のル・オーロラです。

17世紀のフランスのライト・フリゲート艦です。有名な8ポンドフリゲート艦ルノメの出る前の大変小さなフリゲート艦です。
今回の作品も圧巻の一言です。

製作日誌も展示されていました。

 

 

 

 

 

中谷会員のローズです。
船首のライオン像や船尾の彫刻は緻密そのものです。

この緻密な作品が実は、次作の実証プラントとしての製作だそうです。

 

 

次も中谷会員のラウトです。

 

 

 

 

次も中谷会員のメアリーです。
氏が考案された方法による絵画の表現方法は驚きです。また氏はミシンを一切使われませんので、このセールもミシンではなく氏独自の方法によって作られています。

 

 

最後のとりは三木会員のHMSバウンティー号です。
叛乱で有名な船で何度も映画化されています。アマティの1/60キットを大幅にアップグレードしながらもわずか11箇月で完成させています。

 


帆船模型教室も開催していました。

 

 

 

 


懇親会も和気あいあいと開催しました。

大石会長のあいさつです。

 

 

 

 

東京のザ・ロープの栗田会長様のあいさつです。東京から田中幹事様、瓜生幹事様・・・他たくさんの方々が参加下さいました。感謝!感謝!

 

 

 

早川会員の音頭で乾杯です。

 

 

 

 

本当に沢山のご来場ありがとうございました。(^^)/

近々に写真集や作品の特集記事を投稿しますので、今しばらくお待ちください。(^o^)/