7月13~15日に大阪 梅田スカイビル 36階で模型展を開催しました。
今回も昨年以上に多くの方に来ていただきました。
模型店の様子を数回に分けてお届けしたいと思います。
昨年から、会場が阪急ターミナルビル17階から、昨年はスカイビル22階に今年は36階に変わっています。
空中庭園のあるビルで、受付からの眺めも抜群です。
エレベーターを降りると、即展示会場で大変わかりやすいと思います。
今回は、30隻以上の出展作品のうちから、10隻程をご紹介します。
イギリスの練習船ですが、大変きれいな船で、きっと皆さんも会場に入られて最初に目に留まったと覆います。
こちらの船はアメリカのバルチモア・クリッパーです。
大変、シルエットの美しい人気のキットです。
こちらの船は帆を付けています。
大変切れないなラティーンセイル。
存在感があります。
次は、いつもユニークな作品を出されることでおなじみの田中会員の作品です。
船は有名なアラートです。
船体はクリンカー張り(鎧張り)ですが、気づかれたでしょうか?
ちょっと紙とは思えない作品に仕上がっています。
本当に、甲板もセールもペーパーは思えません。
凄いの一言です(^^)/
東京のロープの会員で今回大阪にこられた三木会員の作品です。
ウオーターラインのジオラマになっており、波の造形もおそらく大阪では初めてです。
このマグロ(ビンチョウマグロだそうです。)の造形はただただ驚くばかりです。
作業している船員もすべて手作りです。
また、操船方法など、三木会員は海外文献を調べ上げ正確に再現されています。
帆船の漁船は、魚が傷む前に港に帰る必要があるため、高速船で、線形も非常にきれいです。
ちょっとよく見ないと臼砲が分りませんが、
大変美しい船で、このキットは大変人気があります。
ロイヤル・ヨットなので、装飾も大変豪華です。
キャラック船は船尾中央に舵を持ち、積載量も大きくポルトガルの繁栄をささえた船です。
大変大きく見ごたえのある作品に仕上げられています。
独特の船首楼と船尾楼。
細かく再現されています。
この漁船は船内に いけす を持っています。
海水が出入りできるように船舷に小さな穴が開いています。
船首の巻き上げ機やマスト回りの艤装本当に精密に再現されています。
ドイツの博物館の資料も併せて展示されていました。
こちらはキットではなくスクラッチビルドです。
いろいろ資料を集めて、図面も集めて研究して作業にかかっておられます。
まだ、未完成ですが、これからが楽しみです。
次は、案内はがきの絵を描かれている西川会員のハリファックスです。
大変変わったキットで構造模型であり、
かつジオラマです。
それの造船風景のジオラマはもっと希少でしょう。
大変、詳しい説明書がついており、部品も気持ちよくあったそうです。
中国製キットもここまでレベルを上げてきたかと驚くばかりです。
次回は、素晴らしい彫刻の中谷会員の作品他を紹介します。(^^)/