第46回木製帆船模型展

7月5日(金)10時開催~7日(日)まで大阪駅前第二ビルで開催しましたところ沢山の皆様にお越し頂き厚くお礼申し上げます。

作品についての質問や入会の御質問は御遠慮なくメニューの一番右の【ご質問】のページからメール下さい。お待ちしております。

直接メール頂いても結構です。theropeosaka@gmail.com

打ち上げの会も東京のザ・ロープの会の会長様他の皆様にもご参加いただき大いに盛り上がりました。 ありがとうございました。(^O^)/

6月の例会の御案内

ザ ロープ オーサカ会員各位          R6年6月17日

                     ザ ロープ オーサカ運営委員会

 本来ならとっくに梅雨入りをして、日々のじめっとした気候に不満を持て余している
時期ですのに、今年はどうなっているのでしょうか?ツユなし担々麺は聞いたことが
ありますが・・・。冗談はさておき、6月、展示会前の最後の例会です。
 今回展示会の会場が変更になったことにつき,従前とは違った準備、対応になろうかと
思います。会員全員参加で対応願います。詳しくは例会にて説明します。で、今回の
例会の案内です。上記のことを踏まえ、重要事項ですので全員の参加をお願いします。

日 時:6月23日(日) 13:30〜
 場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第5研修室
  テーマ:               テーマ
  1,展示会の作品展示準備及び終了時の片づけについて
  2、役割分担の担当者決め 受付、時間外の居残り要員
  3,総会の持越し事項の報告 (会計報告、役員交代、新役員紹介)
  4,沖会員の書籍、道工具類の抽選
  5、その他
  以上

5月の例会の様子

寒暖差の激しい今日この頃ですが如何お過ごしてでょうか。

作品展も7月5日~7日もまじかに迫り皆作品作りに邁進しています。

今回は20名の参加です。

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今回の例会のレジメです。

最初に総会、その次に作品展の説明、

最後にVASAの映像です。

最初は、総会です。

大石会長から説明がありました。

5年度事業の報告がありました。

また、6年度の人事体制についても説明がありました。

一部役員が変わります。

5年度の事業報告です。

改めて見直すと結構いろいろやってきたなと思います。

キットの説明や、各会員の工具箱といって工作部屋の紹介もありました。

会員から技の披露もありました。

外板の張り方、ロープの撚り方、銀ロウ付けの簡単な方法など色々な技術紹介がありました。

会員からの不要品のバザールもありました。

バザールはいつも大変賑やかになります。

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作品展についての説明がありました。

今回は今までと場所が変わります。

場所は、大阪駅前第2ビル5階ギャラリーA

7月5日金曜日~7日日曜日まで
10時~17時 最終日は16時

搬入・搬出の仕方が大きく変わります。出展者への注意事項の説明がありました。

最後にNHKの沈没船クエストの紹介がありました。

5月29日(水)午後7時57分~ 再々放送されます。

結構人気なようで何回も再放送されるようです。

VASAの船内に入っての映像は、帆船モデラー必見です。

沈没船クエスト – NHK

今回はここまでです。次回をお楽しみに(^O^)/


5月の例会の御案内

 5月も半ばを過ぎ、例年でしたらさわやかな季節が続くはずですのに、暑かったり寒かったり。木々の緑も人間同様、戸惑っているかもしれませんね。
 それはさておき、船の製作は進んでいるでしょうか。2か月後は作品展を控えています。今回はいつもより早く7月上旬の予定です。
 進水式を目指してもうひと頑張りしましょう。

 さて5月の例会の案内です。今回は前年度の総括としての総会と、作品展に向けての準備、前回十分紹介できなかったワサのビデオ放送等を予定しています。
 皆様の元気な姿を見ることを楽しみにしています。
 以下ご案内申し上げます。

日 時:5月26日(日) 13:30〜
場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第研修室

  テーマ:               

      1 令和5年度総会               事務局

      2 作品展について                事務局

      3 ワサのビデオ放送              事務局

       4 その他      

5階フロアー図

              

4月の例会の様子

連休のど真ん中ですが
本日は15名の参加です。

最初に事務局長から挨拶がありました。
今年の作品展は場所と時期が変更になっています。
7月5,6,7日です。ご注意ください。

スカイタワーではなく大阪駅前第2ビルの5階 生涯学習センター ギャラリーBです。

大石会長からモデルシップウエイ社のエマCベリーの製作の紹介です。


1/32の高さ72cm長さ67cmの19世紀のスループ型の漁船です。
魚やロブスターを生きたまま運搬できるように船内に生け簀があり、船底に海水の出入り用の穴があいています。
復元されており、ホームページもあります。
EMMA C BERRY:NOANK SMACK
1866年に建造され、1886年に改装され、1916年にガソリンエンジンを追加1924年に引退
1931年に復元され、1994年にNatinalHistoric Landmarkに指定されています。
米国 コネチカット州のミスティック・シーポート博物館に展示されています。
Model Ship Worldにも記事が上がっています。

マイクロクラフトで入手できます。お手頃価格です。


レザーカットされています。
フレームモデルですので、構造模型のように、キールにフレームを何本も立てていきますので高難易度なキットです。


綺麗にレザーカットされていますが、材が脆いので、慎重にカットしないと欠けます。


ホワイトメタルのフィッティングは、結構良いできです。


索は綿ではなくナイロンだそうです。

索の太さは静索、動索とも10種類近くは欲しいところです。


滑車は単なる直方体です。

角を成形して丸くする作業が必要です。


デッドアイは、きれいなものがついています。


治具がキットについており、造船所で実際に建造するように組み上げていきます。

門型のクレーンのような治具が左右のレールに沿って移動します。

これでフレームが歪まずに並行に位置決めできます。

レザーカットの寸法精度が甘いので、フレームに1mm弱の段違いが生じています。


修正が必要です。

この辺を適当にすると船体が歪んでしまうので、丁寧に作業します。


材が脆いので、注意しないと欠けるそうです。

本当に脆い材です。


治具の製作は慎重に正確に組み上げます。


治具を使ってキールを組み上げます。

キールへのフレームの組付けは、ハロルド・ハンの方法ではなく


クレーンのような治具を作成し、これを使って正確にフレームを据えていきます。
この治具は船台に設置されたレールの上を滑って移動します。
そのため各フレームがズレることなく平行に組みあがります。
実際には、フレームに補助材を仮付けして歪まないようにしてキールに据えていきます。

3軸(ロール、ピッチ、ヨー、横、縦、片)とも歪まないようにします。
ロール:横方向に歪まないようにフレームの傾きを調整しながら、
治具にしっかり固定することで、ヨー方向に傾かないようにします。


フレームに補助材が付いた状態で綺麗に並んでいます。


キールとの間にも補助材を入れフレームの土台をしっかり固定するとともに
キールから垂直に伸びる材を使って、フレーム外側に材で固定しヨー方向にズレないようにしています。


船首付近はフレームも小さく大変です。


今回はここまでです。また続報をお楽しみに(^O^)/



次に五十嵐会員の「私の道具箱Part2」です

昨年の5月の例会でPart1として3Dプリンターや3DCAD、金属旋盤などの紹介がありました。


今回も、もっとポピュラーな道具の紹介です。
スクラッチビルド専門ですから製材の道具が必要です。
バンドソーは分厚い材でも加工でき安全で便利です。
木材だけでなく、アルミでもサクサク切れます。
しかし欠点があります。
材送りがゆっくりしか送れませんので切断に何分もかかります。
また5mm幅の鋸を使っても真っすぐ切るには治具が必要です。
また切断面は縦縞が入りますので、面取加工が必要です。

この点サーキュラーソーは大変速くあっと言う間に一直線に綺麗な切断面で切れます。
もちろん木材だけで金属は切ってはダメです。
いいことずくめですが、大変危険です。
キックと巻き込みです。
キックとは材が跳ねて当たったら家具などは大きく傷がつき家族に恨まれますし
自分に当たっても痣ではすみません。
五十嵐会員も一度大けがをしています。
基本的に事故は時間の問題と深刻にとらえて、毎回緊張感をもって作業しないと本当に大事故につながります。

ここで、中島会員から安全装置について説明がありました。
中島会員は自作のサーキュラーソーを使われているので安全装置も工夫されており
大変良いアイデアで参考になります。
あと彫刻などに便利な実体顕微鏡の紹介がありました。


 かの有名なLloyd McCafferyさんも精密な彫刻に実体顕微鏡を勧めておられます。
氏のミニチュア彫刻のYOUTUBEもぜひご覧ください。感激します。
Sentinel of sea_Lloyd McCaffery Lecture_2022

Lloyd McCaffery(b. 1949)ホームページ

双眼であることが重要で、しっかり立体感を掌握できることが重要です。
顕微鏡を見ながら作業をしますので、対物レンズから材までの距離が短いと作業ができません。
この機種は20cm以上距離がとれるので、顕微鏡を見ながらルーターを使って作業ができます。
倍率は10倍で十分です。照明は必須です。
今回はここまでです。
次回をお楽しみに(^O^)/

4月の例会の御案内

ゴールデンウイークを控え、桜から木々の新緑へと、一年中で一番気持ちのいい
季節かもしれませんね。行楽に旅行にと様々計画もあるでしょうが、ドックに入っている帆船の製作にも最適の期間です。ピッチを上げて作品展を目指しましょう。
 さて4月の例会の案内です。今回はテーマは少ないですがその分内容の濃いものとなっています。
質疑応答の時間も十分ありますのでご期待ください・
皆様の元気な姿を見ることを楽しみにしています。
以下ご案内申し上げます。
日 時:4月28日(日) 13:30〜
 場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第5研修室
 テーマ:               
     モデルシップウェイ社 『エマ・C・ベリー』について  大石会長
     「私の工具箱」                     五十嵐会員
      その他

5階フロアー図

2月の例会の様子

DSC_0910

遅くなりました。

2月の例会の様子です。

今回は早川会員の作品を振り返っての製作技法の紹介がありました。

DSC_0895

早川会員の作品は、第40回作品展記念 早川 昌 個人展に写真が掲載されています。

これは1972年の作品でオランダ船です。

まだ、帆船模型が一般には全く知られていなかった時代です。

参考になる文献もなく、洋書も今と異なり殆ど入手不可の状況で、よくここまで調べてククラッチビルドされてとただただ、驚きです。

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早川会員はクリンカービルド(鎧張り)の作品が見事です。

早川会員は独自の治具もいくつも開発されています。

電動工具も自作されますし、刃物関係も自作されます。

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これは早川会員の自作のカンナです。

簡単に自作されるのですが、これが実に使い勝手が良いのです

こういった精密な作業は早川会員ならではのもので、中々真似のできるものではありませんが、皆さんもチャレンジしましょう。

こちらは早川会員から紹介され帆船模型を作る人の必須のノコギリです。家具や楽器用の細工ノコです。

大変薄くかつ切れ味が抜群なのこで、大きな材でもサクサク、精密な加工にも大変重宝します。

なんと、ここ10年で価格が倍になりました。

他にも作品について様々な紹介がされましたが、是非この夏の作品展に足をお運びください。

今回はここまでです。

次回をお楽しみに(^O^)/

3月の例会のご案内

 春分もまじか、これから桜の開花を愛でて新緑の候へと、着実に夏へ向けて季節がうつろいで行きます。皆様方の船も航海を目指して着々と完成に近づいていると思います。展示会を楽しみにしております。
 さて3月の例会の案内です。今回は先月来案内しておりました通り、寄贈品のオークションを実施します。
 希望申し込みも23日まで受付を延長しましたので事務局まで連絡下さい。
 またルカンの製作講義も佳境を迎えます。是非多数参加ください。
皆様の元気な姿を見ることを楽しみにしています。
以下ご案内申し上げます。
日 時:3月24日(日)13:30~
場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第5研修室
テーマ:               
ルカンの製作 その2            金岡会員
バザーオークション           事務局
その他
以上

5階フロアー図

2月の例会の御案内

正月早々地震が能登地方を襲い、数々の悲報がもたらされています。
復興の進みもままならぬ中、被災地の皆様方には心よりお悔やみ申し上げます。
さて我々の例会も新しい年を迎えました。新年会でも決意新たに制作への意欲を
盛り上げたことでした。というわけで2月の例会が近づいてまいりました。
今回も前年度の続きで“外板張り”その他を予定しています。ベテランによる
経験を踏まえた講演はきっと皆さまにも参考になる点が多々あると思われます。
ぜひ多数参加ください。
皆様の元気な姿を見ることを楽しみにしています。
以下ご案内申し上げます。

日 時:2月25日(日) 13:30〜
場 所:大阪駅前第2ビル 5階 第5研修室
テーマ:
外板張りについてその2 早川会員                 
ルカンの製作 その2 金岡会員
その他

5階フロアー図